映画「悪いことしましョ!(2000年公開・原題BEDAZZLED)」を観た。
【解説】美しい悪魔に魂を売り渡した奥手な青年のロマンティック・コメディ。スタンリー・ドーネン監督の同名映画(1968)のリメイク。監督・製作・脚本は「アナライズ・ミー」のハロルド・ライミス。撮影は「マトリックス」のビル・ポープ。出演は「ハムラプトラ/失われた砂漠の都」のブレンダン・フレイザー。「エドtv」のエリザベス・ハーレー、「キス・オア・キル」のフランシス・オコナーほか。
93分の肩の凝らないドタバタ喜劇で、冒頭ブレンダン・フレイザーのウザさが実に秀逸。そして驚くほど綺麗で妖艶でセクシーでコミカルな悪魔役のエリザベス・ハーレーの登場でついついハートを鷲掴みされてしまう。妄想?から戻る度に悪魔の彼女が悪事の真っ最中なのが面白い。
彼女の七変化も楽しめるのだが、彼女は私のひとつ年上だったと後で判明した。ただ原題であるBEDAZZLEDには「目がくらむ」って意味があるのだが、邦題に余りにもセンスがないし、劇中ではそれほど悪いことはしていない。