映画「友罪(2018年公開)」を観た。
【解説】「64 ロクヨン」の瀬々敬久監督がミステリー作家・薬丸岳の同名小説を実写映画化し、生田斗真と瑛太がダブル主演を務めた人間ドラマ。ジャーナリストの夢を諦めて町工場で働き始めた益田は、同じ時期に入社した鈴木と出会う。無口で影のある鈴木は周囲との交流を避けている様子だったが、同じ年の益田とは少しずつ打ち解けていく。しかしある出来事をきっかけに、益田は鈴木が17年前の連続児童殺傷事件の犯人なのではないかと疑いを抱くようになり……。益田役を生田、鈴木役を瑛太が演じるほか、共演にも佐藤浩市、夏帆、山本美月、富田靖子ら実力派キャストがそろう。
映画「さまよう刃」は被害者遺族側で、本作品は加害者・加害者親族側を中心にそれぞれの罪と罰を取り上げている。冒頭瑛太の矢継ぎ早で会話のキャッチボールが出来ないシーンだけで人物像が浮かび上がる。いつも言っているように少年犯罪のほとんどの要因は親にあると思っているので、佐藤浩一演ずる加害者の父親が加害者の息子との結婚に反対するシーンは全く理不尽に思えなかった。
「さまよう刃」同様両作品の父親の気持ちがよく分かるが、ただこの手の作品は非常に苦手だ。
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