先日セ・パリーグそれぞれのクライマックスシリーズが終わり、レギュラーシーズン1位のスワローズ、バファローズがそれぞれ日本シリーズ出場を決めた。
とりあえず1位チームの順当な勝ち上がりで何よりであるが、ゲーム差0で出場したタイガースとは異なり、我がジャイアンツはレギュラーシーズンを競って迎えた訳ではなく、大失速後にたまたま3位に「居た」だけの出場だったので、私自身クライマックスシリーズを一度も観戦することなく、最後の瞬間だけをたまたまテレビで観ただけだった。
改めて今シーズンの成績を確認する。61勝62敗20引勝率.496で首位とは11ゲーム差。勝率五割以下で下剋上だ~なんて盛り上がれないし、そんなにも図々しくない。様々な興行的要素も終盤の優勝の可能性のなくなったチームのモチベーションを踏まえると、クライマックスシリーズ自体は悪くない制度だとは思うが、毎回言っているようにやはり上位チームのアドバンテージが少なすぎる。またメジャーのように勝率上位チームのワイルドカードでの出場にしても日本の場合、チーム数が少なすぎる。そもそも12チームのうち半分の6チームがクライマックスシリーズ出場出来ること自体いかがなものかと思ってしまう。1982年までパリーグで導入していた前後期システムの方がまだ良いかも知れない。
今シーズンは9回打ち切りによる引き分け数の多さが2位タイガースの77勝より少ない73勝のスワローズが1位になる逆転現象が起こったが、これは引き分け制度がある以上は仕方ない事で、野球離れを防ぐためには早急に16チーム制の実現に向けて動き出さなければならないんじゃないだろうか?と思う。
本日は広島のHさんの誕生日。おめでとうございます。来シーズンこそは東京ドームでカープ戦をご一緒に観戦しましょう
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