映画「誘拐の掟(2015年公開)」を観た。
【解説】「96時間」「シンドラーのリスト」のリーアム・ニーソン主演で、米作家ローレンス・ブロックによるミステリー小説「獣たちの墓」を映画化。原作は、元ニューヨーク市警の酔いどれ探偵マット・スカダーを主人公にした人気シリーズの第10作。1999年、ニューヨークでは連続誘拐殺人事件が人々を震え上がらせていた。犯人は身代金を奪うと人質を変わり果てた姿で返すという残忍かつ狡猾な猟奇殺人鬼で、引退した刑事マット・スカダーは事件被害者から犯人探しを依頼される。そんな折、新たにひとりの少女が誘拐される事態が発生。スカダーは交渉不可能と思われる相手と対峙する。監督・脚本は「マイノリティ・リポート」「アウト・オブ・サイト」の脚本家として知られるスコット・フランク。
猟奇的な犯人への強気の交渉はなかなか痛快なのだが、犯人の残忍さを始め、犯人探しが比較的簡単で序盤の勢いが次第にしぼみながらエンディングを迎えた。
リーアム・ニーソンは以前観た「フライト・ゲーム」同様、何故かのんだくれキャラが少なくない。