いつもの喫茶店でのこと。
隣のテーブルには年配男性と向かい合わせに少し若い男性が座っていた。年配男性がのべつ幕なし状態で話し続けており、若い男性がぽつりぽつりと細い声で合いの手を入れる。その話の内容が昭和の爺さんあるあるの武勇伝的な内容で、その昔近隣諸外国でよくあった見下ろした感じの蔑視的な言葉が続く。これが本当にしょうもない内容でか細い合いの手の彼は関心を示すようなそぶりは一応見せているものの、絶対早くこの場から去りたいんだろうな~と勝手に推測してしまう。散々しょうもない現代にはそぐわない武勇伝をひけらかして散会となった。
高田純次曰く歳を取ってやっちゃいけないのは「自慢話」「昔話」「説教話」を改めて自分自身にも刻み込もうと思った。