映画「鑑定士と顔のない依頼人(2013年公開)」を観た。
【解説】「ニュー・シネマ・パラダイス」「海の上のピアニスト」の名匠ジュゼッペ・トルナトーレ監督が、ジェフリー・ラッシュを主演に迎えて描くミステリー。天才的な審美眼を誇る鑑定士バージル・オドマンは、資産家の両親が残した絵画や家具を査定してほしいという依頼を受け、ある屋敷にやってくる。しかし、依頼人の女性クレアは屋敷内のどこかにある隠し部屋にこもったまま姿を現さない。その場所を突き止めたバージルは我慢できずに部屋をのぞき見し、クレアの美しさに心を奪われる。さらにバージルは、美術品の中に歴史的発見ともいえる美術品を見つけるが……。音楽はトルナトーレ作品常連のエンニオ・モリコーネ。イタリアのアカデミー賞と言われるダビッド・ディ・ドナテッロ賞で、作品賞、監督賞、音楽賞をはじめ6部門を受賞。
衝撃の結末と聞いて休日に視聴する。映画「英国王のスピーチ」のイメージが強いジェフリー・ラッシュが神経質な鑑定士を好演。中盤まで設定に引き込まれ、ロボットと記憶力の良い女性がキーになるんだろうな~と思っていたが案外・・・観終えて明確に伏線回収をしてくれないので自分なりに色々と考えるが、どうにも「そこまでやるか?」「結果オーライ」「腑に落ちない」部分が少なくなく、自分の理解度の低さをつい嘆いてしまう。
どちらにせよ老人の若い子への恋心はあまりにも儚くも虚しい・・・