北海道昆虫同好会ブログ

北海道昆虫同好会は北海道の昆虫を中心に近隣諸国および世界の昆虫を対象に活動しています。

腹ポンポンのリンゴシジミ、産まない。その理由は。

2017-08-23 01:31:54 | リンゴシジミ
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腹ポンポンのリンゴシジミ、産まない。その理由は。

2017-6-25 (日) 雨  21度C


雨で何も出来ない日だ。


ところでリンゴシジミ♀、産んでいるかな。


しばらく眺めていたが、盛んにエゾキリンソウで吸蜜はするが産卵行動はまったくない。


スモモをみても、どうやら何にも産んでいないみたいだ。


ふと気がついた。


なんと、このリンゴシジミ足が4本しかない。



左側は足3本ある。



しかし、右側はなんと前足1本しかないのだ。



いくら腹ポンポンでも、これでは踏ん張りが効かず産卵がうまくゆかない可能性がある。


採集時に脚を破損したのか、タッパーのなかで飛び回っているうちに脚がとれたのか、いずれにしても脚不足。



まあ、仕方ない。



このまま、タッパーに入れて産卵を期待するしかない。




    この項、続く。



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リンゴシジミの人工採卵

2017-08-20 20:33:01 | リンゴシジミ
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リンゴシジミの人工採卵




2017-6-23 (金) 曇のち晴れ 22度C


採卵用のリンゴシジミ腹ポンポン♀をなんとか確保したので、現地の発生木のスモモの枝、小指くらいの太さで表面ができるだけザラザラでこぼこしているのを剪定ハサミで20cm長、切り取って持ち帰った。


ホーマックであまり蓋が密閉状態にならない(中がむれない)格安タッパーを購入して帰宅。



スモモの切り枝と庭のエゾキリンソウの花を蜜源にたくさん入れて、二階の空き部屋の直射日光の当たらない明るいところに置いて採卵を試みた。





腹ポンポン♀は盛んにエゾキリンソウで吸蜜しており、びっしりとスモモに産卵するのを期待したのであった。





夕刻、F氏から電話。



彼もリンゴシジミ♀を採卵用に採集してきて、これから採卵を試みるとのこと。



彼は毎年リンゴシジミの採卵・飼育をしていて、これまでにずいぶん沢山のリンゴシジミを羽化させている。



           この項、続く。


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採卵用にリンゴシジミ♀を採集にゆく。

2017-08-18 09:14:39 | リンゴシジミ
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採卵用にリンゴシジミ♀を採集にゆく。

2017-6-23 (金) 曇のち晴れ 22度C


朝10時、北見市郊外のエゾリンゴポイントへ出発。
 

離農した農家の庭に放置されたとおもわれるスモモが4本ならんでいるところが今回のリンゴシジミ発生地である。



スモモの実ができています。






スモモの樹冠あたりを、けっこうなスピードで飛び回っていた1♂は、私のネットの一振りの風圧と衝撃で草の中に落っこちた。


これを草の中に見つけるまでしばらくかかった。







3♂♂確認したものの♀は発見できず、しかたなく帰ろうかとおもったら2mほどの高さのスモモの茂みからリンゴシジミ1♀がひょっこりと顔を出しているのに気づいた。


新鮮個体だが撮影するのには高すぎる。


エイヤッとネットしてみると腹ポンポンで、この1♀を採卵用に持ち帰ることにした。


結局この日は、このスモモポイントでエゾリンゴ3♂♂1♀確認。1♂1♀採集.1♀腹ぽんぽんA を 採卵用に持ち帰る。




ベニシジミ1♀撮影。飛んでるときはエゾリンゴみたいに見えた。



北見市の慣習で無意識にリンゴシジミをついエゾリンゴと呼んでしまいます。




      続く。



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北見市、2017年5月15日のリンゴシジミ幼虫

2017-05-16 21:03:43 | リンゴシジミ
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にほんブログ村北見市、2017年5月15日のリンゴシジミ幼虫

今日はリンゴシジミの幼虫を観察しに行ってきました。

3令と終令がみつかり中には全身赤色のもいましたよ。




さて、リンゴシジミの幼虫がついているこの食樹はいったい何でしょうか。

北見市の蝶愛好家 Z氏からのメールと写真でした。


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昆虫サロン 開催のご案内

北大総合博物館で、昆虫関係者の交流会を、毎月第4火曜日夕刻に開催します。
第2回目は、牧田 習さんが、ホソカタムシについて、紹介をしてくれます。
 
■ ■ 北大総合博物館 昆虫サロン ■ ■ 
 
話題提供 「アジア(日本・台湾)産ホソカタムシの紹介と
研究エピソード」(北海道大学理学部 2年(博物館ボランティア) 牧田 習)
 
会場 北海道大学総合博物館 1階 講演室(カフェぽらすの北側)
日時 2017年5月23日(火)午後6時半開場、午後7時から1時間程度
主催 北海道大学総合博物館 昆虫ボランティア
連絡先 大原昌宏(メールでお願いします)
 
○ 誰でも参加できます。参加の連絡は不要です。
○ 昆虫に関する講演を毎回一人30分ほどを予定しています。
○ 「カフェ ぽらす」で、One drinkを注文してください(これが参加費になります)。
センベロセットもあります(ビールなど酒類2杯とツマミ一品)。夕飯も食べられます。
○ 標本・文献交換会を行います。お手持ちの余分がありましたらご提供ください。
○ 講演後は、一人一話を予定しています。自己紹介と近況をお伝えください。
 
では、ふるってご参加ください。お待ちしております。
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
大原 昌宏 (おおはら まさひろ)
 
060−0810
札幌市北区北10条西8丁目
北海道大学 総合博物館 
 
Masahiro Ôhara, Ph. D.,
Vice Director, Professor,
 
The Hokkaido University Museum
N 10, W 8, Sapporo, 060-0810 Japan
 
Tel. +81- (0)11-706-4506
mobil: +81 -(0)90-5984-0623
 
返信はohara@museum.hokudai.ac.jpへお願いいたします。

美しいシャクヤクの花とリンゴシジミ採集

2016-07-23 22:18:36 | リンゴシジミ
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美しいシャクヤクの花とリンゴシジミ採集

2016-6-24  (金)  晴れ のち 曇り 強風

北見市郊外のエゾリンゴの発生するスモモポイントへゆき、リンゴシジミ2♂♂採集。 

他に♂が数匹いたがめまぐるしく飛びたちまち見失う。

♀はまだ発生していないようだ。

この日は晴れてはいるが気温は低かった。

けっこう風が強かったせいか、リンゴシジミはやたらすばしこく飛翔はめっぽう速い。 

蝶道のようなのがありそこで待ちかまえかろうじてネットインした。























ここにはかって農家の家があり、庭にはスモモの実がたわわに実り、花畑にはシャクヤクが植えてあったのだとおもう。

離農して長い年月が過ぎ、やがて家は朽ち果てたが、消毒しなくなったスモモにはリンゴシジミが住み着き、雑草に圧倒されながらも生き残ったシャクヤクがきれいに咲いていた。

今年はリンゴシジミ不作のようで、他にも数カ所あるスモモポイントでもスモモ叩きをやったがこの日、ここ以外ではリンゴシジミをみかけなかった。






リンゴシジミの発生するスモモ。





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