北海道昆虫同好会ブログ

北海道昆虫同好会は北海道の昆虫を中心に近隣諸国および世界の昆虫を対象に活動しています。

やたらと毛深いエゾヒメギフチョウ、エゾエンゴサクの青い花に吸蜜。

2021-06-05 19:15:20 | エゾヒメギフチョウ

やたらと毛深いエゾヒメギフチョウ、エゾエンゴサクの青い花に吸蜜。

 

20XX-4-29 (日) 晴れ 23度C

 

良く晴れて、朝から吹いていた風が止むと林道のあちこちからエゾヒメギフチョウが湧くように舞いだしてくる。

 

最初のうちは、林道を低く飛ぶばかりで、ほとんど止まることが無いため撮影は困難。仕方なく手のひら写真など試みていたが、やがてエゾエンゴサクの花にきているのを発見。

 

この林道ではこの時期、エゾエンゴサクの花はむしろ少なくて、おおかたの蝶はフキノトウやエゾリュウキンカの花に吸蜜するのだが、エゾエンゴサクに吸蜜するのはむしろ珍しい。

 

 

しかし色鮮やかな花が少なくて、道央や日本海側のようにカタクリが無いオホーツクではエゾヒメギフがエゾエンゴサクにきているのはけっこう絵になるのです。

 

 

いつも、写真をみるとエゾヒメギフがこんなにも毛深いことが実感されます。この蝶がまさに北国の蝶であることがわかります。

 

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エゾエンゴサクの青い花にエゾヒメギフチョウ。

2021-05-24 21:40:03 | エゾヒメギフチョウ

エゾエンゴサクの青い花にエゾヒメギフチョウ。

   

 

20XX-5-6 (金) よく晴れたが肌寒い

 

 

よく晴れた。風は冷たい。 朝9時、北見市郊外のエゾヒメギフチョウ発生地へむかった。

 

 

 

森の奥、やっと車を止められるスペースのある広場に駐車。

 

 

 

エゾヒメギフぱらぱら低く飛んでくるのを6♂♂6♀♀A-A1採集。

 

 

 

♂♀ともやや盛期を過ぎてはいるがまあまあの鮮度か。

 

 

オホーツクではフキノトウの花に吸蜜するエゾヒメギフチョウが多いがここではフキノトウが少ない。

 

そのためか、この日はエゾエンゴサクに吸蜜する個体が多い。

 

 

 

ちょうどこの広場だけ風が弱まるようで、やや暖かくチョウが集まりやすいようだ。ここをはずれるとけっこう風が強くセーターだけでは寒すぎる感じ。

 

 

 

この林道の一角にエゾエンゴサク大群落があり そこに飛来するエゾヒメギフは採集はせず、せっせと撮影に専念した。

 

 

 

 

色鮮やかな植物や花が少ないところなので エゾエンゴサクに訪花するエゾヒメギフチョウはとても Photogenic です。

 

 

 

 

 

 

白花エゾエンゴサク発見。エゾキケマンも少しあった。

 

 

エゾキケマン

白いエゾエンゴサクやエゾキケマンに訪花するエゾヒメギフチョウはいなかった。

 

 

 

 

午後3時。はやエゾヒメギフチョウの姿はみられなくなり、帰路に着く。

 

 

帰宅するとツツジの花が咲き、レンギョウの黄色い花が満開。

 

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エゾヒメギフチョウの手持ち写真も、まんざらではありません。

2021-05-02 09:53:04 | エゾヒメギフチョウ

エゾヒメギフチョウの手持ち写真も、まんざらではありません。

 

 

20XX-4-29 (日) 晴れ 23度C

 

 

 

春先のチョウたちを見に近郊の林道へ出かけましたが、まだ時間が早かったせいか、いざ撮影しようとするとなかなか思うような感じには止まってくれません。

 

 

 

そこで、とりあえずエゾヒメギフチョウをネットしてまずは手持ち写真となりました。まわりの風景はよく取り込めたとおもいます。

 

エゾヒメギフチョウの手持ち写真も、まんざらではありません。

 

撮影しているうちに暴れて、逃げてしまいました。

 

 

 

 

越冬タテハたちが飛び交っているので、同様に撮影してリリースしました。

 

エゾヒメギフチョウはやがてエゾノリュウキンカや、フキノトウやエゾエンゴサクに吸蜜をはじめ、せっせと撮影しましたが、気が着いたらこの日は相当な枚数になってしまいました。

 

 

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オホーツクのエゾヒメギフはフキノトウに吸蜜するのが好き。

2021-04-26 23:27:40 | エゾヒメギフチョウ

オホーツクのエゾヒメギフはフキノトウに吸蜜するのが好き。

       

 

 

2018-4-29 (日) 晴れ 23度C

 

 

 

 

朝10時。 かみさんと二人で 北見市近郊の林道へエゾヒメギフチョウを見に行った。

 

 

 

 

よく晴れて 時々 風がやむと あちこちから エゾヒメギフが 舞いだして 林道を低く飛んだりフキノトウの花に吸蜜するのを 撮影した。

 

 

 

 

 

 

この日は私が 11♂♂2♀♀(交尾済み)を確認。 かみさんが19♂♂を確認した。 

 

 

 

やや汚損個体が混じるが 8割は羽化したてで まだ羽根が乾ききっていない個体までいる。

 

 

 

今日の陽気で一気に羽化したもののようだが新鮮な♂が多い反面、♀がまだ少ない感じ。

 

 

 

 

この時期、エゾヒメギフチョウが最も好んで吸蜜に飛来するのはフキノトウの花。

 

 

フキノトウに吸蜜にきたエゾヒメギフを採集すると、体にフキノトウの花粉をびっしり付着させているものも多い。

 

 

 

 

シマヘビ 一匹発見したが ネットで捕獲するのに失敗、逃げられた。 

 

 

 

クジャクチョウなど越冬タテハも好んでフキノトウの花に吸蜜します。

 

 

 

エゾヒメギフチョウなどは 全て最終的に元の場所に丁寧にリリースしています。

 

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オホーツクでは珍しい葉ワサビの白い花に吸蜜するエゾヒメギフチョウを撮影。

2021-03-05 03:16:07 | エゾヒメギフチョウ

オホーツクでは珍しい葉ワサビの白い花に吸蜜するエゾヒメギフチョウを撮影。




20XX-4-29 (日) 晴れ 23度C  強風




良く晴れて鯉のぼりが元気良く泳いでいるが、これは蝶の観察にはやや風が強過ぎることを意味します。




チョウ採りには、良く晴れて鯉のぼりがダラリとしているのが最高ということになります。




毎年この時期、オホーツクでは早春の強風で畑から土ぼこりが舞い上がり、しばしば視界がぼやけてしまうほどになります。




午後13:30 エゾヒメギフチョウとひとしきり遊んで、帰宅途中に、ヤチブキ群生地に入りエゾノリュウキンカを少し採集した。




エゾノリュウキンカの群落の中に、思いがけず、珍しい葉ワサビを発見、これも少し採集した。 




このとき、葉ワサビの白い花に飛来して吸蜜するエゾヒメギフチョウを初めて観察・撮影した。



やや破損した♂だが執拗に吸蜜しており 吸蜜植物としてかなり好まれているようだ。



吸蜜時間はエゾリュウキンカでは 5-6秒程度に過ぎないが、葉ワサビでは20秒以上吸蜜していた。





おそらく葉ワサビは北見界隈に自生していたものではなく国内移入種でしょうか。
  


葉ワサビは北海道には自生しないようで本州からの開拓民などが持ち込んだものが局所的に繁殖しているようだ。


おいしそうなミツバを少し採集。



林道入り口の水源地風の場所では澄んだ沢水が流れている場所にクレッソンが大繁殖しており少し採集した。


クレッソンはこの時期、葉はまだ広がりきっておらず、これがやわらかくていいのです。葉が大きくひろがってしまうと葉が固くなる。




クレッソンのちくわぬた。





葉ワサビのおひたし。ほどよく辛い。





エゾノリュウキンカは灰汁であくぬきしておひたしで食べます。







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