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SFTS 感染野良猫に噛まれた女性、たちまち死亡。
ここ数年、西日本を中心に死亡例が相次いでいる重症熱性血小板減少症候群(SFTS)。
原因ウィルスはダニが媒介し、ダニに噛まれることで発症し、数日で死にいたることもあるのが怖い。
最近猫に噛まれることにより重症熱性血小板減少症候群(SFTS)を発症した女性が、たちまち死亡するというニュースがあった。
平成28年5月~7月、弱った野良猫を保護しようとした西日本在住の50代女性が猫にかまれ10日後に死亡したという。
先日私も似たような猫を発見し、保護をこころみたがむこうが逃げてくれた?ことがあった。
この猫の目のまわりにはびっしりとダニがついていたことを思うと背筋が寒くなる。
西日本と異なり北海道ではSFTSの危険はさほどではないと思われるが注意すべきと思います。
産経新聞によれば
厚生労働省は24日、草むらなど野外に生息するマダニが媒介する感染症に感染した猫にかまれた女性が死亡していたことを明らかにした。
厚労省は同日、都道府県や医師会などに注意を喚起する通達を出した。ダニ媒介の「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」で、哺乳類を介して人が死亡したことが判明したのは世界で初めてという。
国立感染症研究所によると、平成28年5月~7月、弱った野良猫を保護しようとした西日本在住の50代女性が猫にかまれた。女性に重大な持病などはなく、約10日後に死亡した。
半年後に感染研が女性の検体を受けて精査したところ、猫を介してSFTSを発症した可能性が高いことが分かった。
SFTSは国内で初めて感染が判明した23年から今年6月末までに全国で266人の発症例があり、そのうち57人が死亡。致死率は21%に上る。
北海道でも最近、ダニ媒介性髄膜脳炎を発症し、ダニに噛まれて数日後に発症、数週間で死亡した例がある。
亡くなった男性は、1993年に北海道で1人が発症して以来2例目で重症熱性血小板減少症候群(SFTS)と比較すれば極めて稀とはいえとても気になる。
この男性は40代と働き盛りであったが、若いからといって大丈夫とは言えず、噛まれたときの体調や侵入したウイルスの量などで重症化するという。
年中、ダニに噛まれるF氏など蝶愛好家や私たちとしてはまったく他人事とは思われない状況です。
かみさんに食いついたダニ。蝶の展翅用の極細特殊ピンセットでダニの頭をしっかり把持して摘出。この際ダニの腹部を圧することは禁忌。病原微生物を注入してしまうことになります。
F氏に食いついたダニを自分でむりやり摘出したあと。 きっと頭が残った感じ。
私に食いついたダニ。これは病院で摘出してもらった。
孫の長男君に食いついたダニを私が摘出。
摘出したダニ。頭部まできれいに取れた。
その後の調査で北海道ではこのウィルスを保有するキツネ、タヌキ、アライグマもけっこう存在する可能性が指摘されている。
ダニに咬まれないためには といったノウハウを保健所などで提示することがあるが経験上、そんなのはほとんど無効。
ダニに咬まれるのがイヤなら野山にゆくのをやめるしかない。
ダニは木の枝などに待機しているものも多く、下を通る人間の呼気中のCO2 を感知して何匹もがパラパラ落ちてくるのを体験したこともあります。
また咬まれる時期としては春から初夏に多いとおもいます。
いろいろ素人療法がありますが、たいてい頭が残ったり、最悪ウィルスを大量に注入してしまう可能性があり 心配な方は病院で摘出してもらうことをおすすめします。
また、ダニ刺入部位を中心に発赤が強い場合はライム病に感染した可能性もあり病院へ行くことをおすすめします。
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SFTS 感染野良猫に噛まれた女性、たちまち死亡。
ここ数年、西日本を中心に死亡例が相次いでいる重症熱性血小板減少症候群(SFTS)。
原因ウィルスはダニが媒介し、ダニに噛まれることで発症し、数日で死にいたることもあるのが怖い。
最近猫に噛まれることにより重症熱性血小板減少症候群(SFTS)を発症した女性が、たちまち死亡するというニュースがあった。
平成28年5月~7月、弱った野良猫を保護しようとした西日本在住の50代女性が猫にかまれ10日後に死亡したという。
先日私も似たような猫を発見し、保護をこころみたがむこうが逃げてくれた?ことがあった。
この猫の目のまわりにはびっしりとダニがついていたことを思うと背筋が寒くなる。
西日本と異なり北海道ではSFTSの危険はさほどではないと思われるが注意すべきと思います。
産経新聞によれば
厚生労働省は24日、草むらなど野外に生息するマダニが媒介する感染症に感染した猫にかまれた女性が死亡していたことを明らかにした。
厚労省は同日、都道府県や医師会などに注意を喚起する通達を出した。ダニ媒介の「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」で、哺乳類を介して人が死亡したことが判明したのは世界で初めてという。
国立感染症研究所によると、平成28年5月~7月、弱った野良猫を保護しようとした西日本在住の50代女性が猫にかまれた。女性に重大な持病などはなく、約10日後に死亡した。
半年後に感染研が女性の検体を受けて精査したところ、猫を介してSFTSを発症した可能性が高いことが分かった。
SFTSは国内で初めて感染が判明した23年から今年6月末までに全国で266人の発症例があり、そのうち57人が死亡。致死率は21%に上る。
北海道でも最近、ダニ媒介性髄膜脳炎を発症し、ダニに噛まれて数日後に発症、数週間で死亡した例がある。
亡くなった男性は、1993年に北海道で1人が発症して以来2例目で重症熱性血小板減少症候群(SFTS)と比較すれば極めて稀とはいえとても気になる。
この男性は40代と働き盛りであったが、若いからといって大丈夫とは言えず、噛まれたときの体調や侵入したウイルスの量などで重症化するという。
年中、ダニに噛まれるF氏など蝶愛好家や私たちとしてはまったく他人事とは思われない状況です。
かみさんに食いついたダニ。蝶の展翅用の極細特殊ピンセットでダニの頭をしっかり把持して摘出。この際ダニの腹部を圧することは禁忌。病原微生物を注入してしまうことになります。
F氏に食いついたダニを自分でむりやり摘出したあと。 きっと頭が残った感じ。
私に食いついたダニ。これは病院で摘出してもらった。
孫の長男君に食いついたダニを私が摘出。
摘出したダニ。頭部まできれいに取れた。
その後の調査で北海道ではこのウィルスを保有するキツネ、タヌキ、アライグマもけっこう存在する可能性が指摘されている。
ダニに咬まれないためには といったノウハウを保健所などで提示することがあるが経験上、そんなのはほとんど無効。
ダニに咬まれるのがイヤなら野山にゆくのをやめるしかない。
ダニは木の枝などに待機しているものも多く、下を通る人間の呼気中のCO2 を感知して何匹もがパラパラ落ちてくるのを体験したこともあります。
また咬まれる時期としては春から初夏に多いとおもいます。
いろいろ素人療法がありますが、たいてい頭が残ったり、最悪ウィルスを大量に注入してしまう可能性があり 心配な方は病院で摘出してもらうことをおすすめします。
また、ダニ刺入部位を中心に発赤が強い場合はライム病に感染した可能性もあり病院へ行くことをおすすめします。
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