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ゴマシジミの消長から蝶の保護、蝶の楽しみ方 etc.....
この日は良く晴れて北見市の最高気温35度C。
7月下旬のオホーツクにしてはあまりの猛暑。
あまりに暑いのでかみさんを釣りに誘ったが reject.
そこで、この時期発生の盛期をむかえるゴマシジミの撮影に出かけた。
猛烈ネットマンそのものであった私は、このところ多少カメラマンへと移行しつつあるみたい。
ゴマシジミの発生地は北見市近郊にいくつかあるが、我が家から車で30分ほどの発生地へいってみた。
ここでははるか昔、道路工事の際に、きまぐれみたいに林間に大きな広場が作られた。
建築資材や重機などの置き場になっていたのかもしれない。
長年の道路工事が終わって、その後、数十年が経過しそこに美しい小規模な草原ができた。
そのような草原には大抵最初はヨモギやスゲやクサフジやクガイソウやナガボノシロワレモコウが繁殖し、アリも含めた多くの昆虫たちがどこからともなくやってきて独特の生態系を作り、やがてゴマシジミの格好の発生地となってゆく。
オホーツク界隈のゴマシジミ発生地はたいてい、こんな具合に形成されてきた。
このような場所はヒョウモンチョウやカバイロシジミ、エゾヒメシロチョウも多く発生するようになり、蝶の愛好家にとっては最高の場所になってゆく。
しかし、一般的にこのような桃源郷は徐徐にハンノキや白樺などの灌木が発育し、ササが広がって乾燥化がはじまり 最終的には笹原や灌木帯になって、蝶の桃源郷は消えてゆく。
ゴマシジミも草原の消長と運命をともにするが、また別の新しく出現した草原では人知れずゴマシジミが繁殖しはじめる。
本州の一部地域で、激減を理由に ゴマシジミ採集禁止令 を環境省が出したが、これのみでゴマシジミが消えてゆくのを本当に防げると思っているのならまさに噴飯ものです。
こんな産地は もはや ほおっておいても必ず消えます。
おまけに 亜種区分も難しいここのゴマシジミ個人所蔵の標本、何千何万匹あるのかもわからないが 移動すら一切禁じるというのですから 噴飯もの の上塗りみたいなこともやっています。
過剰規制にもほどがある。
イシダシジミに関しても同様で、今回の環境省担当職員のレベルは蝶に関しては きわめて低い あまりに低すぎる そのうえ あまりに独断的といわざるを得ず、蝶愛好家としては早急に担当をはずれてほしいものです。
近年、蝶愛好家のスタイルが変わりつつあるのを感じます。
高画質デジカメ機器の出現でかっては信じられないほどの蝶美麗写真が容易に撮れる時代。
ネットマンないし乾燥ミイラ標本収集から、ある日デジカメ写真派へ目覚めて転向する蝶愛好家へ激増している。
近年、有名産地ではカメラマンとネットマンとの確執も見聞きするところです。
私自身はいまのところ、その両方を楽しんでいるのが実状ですが生涯かけて収集したおびただしい数の乾燥ミイラ標本たちの行く末を考えると複雑な思いにかられます。
ゴマシジミの撮影から 話がどんどんふくらんでしまいました。
ちなみに今回のゴマシジミの写真は、すべて20年以上前に発売された名器コニカデジカメKD500Z で撮影しました。
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ゴマシジミの消長から蝶の保護、蝶の楽しみ方 etc.....
この日は良く晴れて北見市の最高気温35度C。
7月下旬のオホーツクにしてはあまりの猛暑。
あまりに暑いのでかみさんを釣りに誘ったが reject.
そこで、この時期発生の盛期をむかえるゴマシジミの撮影に出かけた。
猛烈ネットマンそのものであった私は、このところ多少カメラマンへと移行しつつあるみたい。
ゴマシジミの発生地は北見市近郊にいくつかあるが、我が家から車で30分ほどの発生地へいってみた。
ここでははるか昔、道路工事の際に、きまぐれみたいに林間に大きな広場が作られた。
建築資材や重機などの置き場になっていたのかもしれない。
長年の道路工事が終わって、その後、数十年が経過しそこに美しい小規模な草原ができた。
そのような草原には大抵最初はヨモギやスゲやクサフジやクガイソウやナガボノシロワレモコウが繁殖し、アリも含めた多くの昆虫たちがどこからともなくやってきて独特の生態系を作り、やがてゴマシジミの格好の発生地となってゆく。
オホーツク界隈のゴマシジミ発生地はたいてい、こんな具合に形成されてきた。
このような場所はヒョウモンチョウやカバイロシジミ、エゾヒメシロチョウも多く発生するようになり、蝶の愛好家にとっては最高の場所になってゆく。
しかし、一般的にこのような桃源郷は徐徐にハンノキや白樺などの灌木が発育し、ササが広がって乾燥化がはじまり 最終的には笹原や灌木帯になって、蝶の桃源郷は消えてゆく。
ゴマシジミも草原の消長と運命をともにするが、また別の新しく出現した草原では人知れずゴマシジミが繁殖しはじめる。
本州の一部地域で、激減を理由に ゴマシジミ採集禁止令 を環境省が出したが、これのみでゴマシジミが消えてゆくのを本当に防げると思っているのならまさに噴飯ものです。
こんな産地は もはや ほおっておいても必ず消えます。
おまけに 亜種区分も難しいここのゴマシジミ個人所蔵の標本、何千何万匹あるのかもわからないが 移動すら一切禁じるというのですから 噴飯もの の上塗りみたいなこともやっています。
過剰規制にもほどがある。
イシダシジミに関しても同様で、今回の環境省担当職員のレベルは蝶に関しては きわめて低い あまりに低すぎる そのうえ あまりに独断的といわざるを得ず、蝶愛好家としては早急に担当をはずれてほしいものです。
近年、蝶愛好家のスタイルが変わりつつあるのを感じます。
高画質デジカメ機器の出現でかっては信じられないほどの蝶美麗写真が容易に撮れる時代。
ネットマンないし乾燥ミイラ標本収集から、ある日デジカメ写真派へ目覚めて転向する蝶愛好家へ激増している。
近年、有名産地ではカメラマンとネットマンとの確執も見聞きするところです。
私自身はいまのところ、その両方を楽しんでいるのが実状ですが生涯かけて収集したおびただしい数の乾燥ミイラ標本たちの行く末を考えると複雑な思いにかられます。
ゴマシジミの撮影から 話がどんどんふくらんでしまいました。
ちなみに今回のゴマシジミの写真は、すべて20年以上前に発売された名器コニカデジカメKD500Z で撮影しました。
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