オホーツクのウラジャノメ Lopinga achine jezoensis の撮影。
20XX-7-7 (日) 晴れ 26℃
久しぶりに晴れそうな空模様だ。
朝9;50 はんざきよしこのラジオトークなど聞きながら、丁度発生しはじめたウラジャノメの撮影に出かけた。
10:20 山間に入ってきてカーラジオの電波状態が悪化。雑音だらけのカーラジオのスイッチを切る。
10:50 現地に着くと 真っ赤な札幌ナンバー の乗用車と 品川ナンバー の乗用車が停まっていた。
あれま、ここは超秘密のポイントのはずなのにウラジャノメ狙いの蝶屋さんかなと一瞬あせったが、これらは近くの渓流に釣りに来たフライマン(釣り人)たちの車であったので一安心。
ここは、北海道でも近年激減いちじるしいウラジャノメが確実に見られる超秘密のポイントなのです。
突然茂みのなかを大型の獣が移動する大きな音に激しく緊張したがエゾシカであった。
ウラジャノメはやっと♂がではじめたところで、この日は結局10♂♂を観察した。♀はまだ出ていなかった。
木漏れ日の中を不規則な飛び型でヒラヒラと飛び、遠近感がつかめず見失いやすいのはいつもと同じ。
粘りつよく追いかけて、一瞬のチャンスに激写する。
午前中は、ときどきシダやフキの葉に止まることがあり撮影のチャンス。
昼を過ぎるとウラジャノメの活性が高まり、やや高度をあげてクルミの木の梢あたりをひらひら飛ぶものが増え、もはや撮影はしにくくなる。
林床にびっしりみられるウラジャノメの食草リシリスゲの群落には、はやフキや笹が侵入しつつあり、カラマツ植林地に偶然現れたこのウラジャノメ発生地もごく近い将来には消えてしまうと思う。
品川ナンバーは最近、東京から北見に赴任した御夫婦で 魚が多いのと自然が残っているのに感激のご様子。毎週 釣りに来ており、私が20年来やってきた オショロコマの森ブログ5 のファンとのことでしばらく談笑した。この日は魚は多いがニジマスが少ないと不満そうであった。さて、それでは私も少し釣ってみようかと思ったら なんとウェーダーを忘れてきたのに気づく。そういえば今回は不覚にも蝶撮影時の長靴も忘れておりピカピカの革靴を履いての撮影になったのだった。
しかたなく 12:50 帰路につく。
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