北海道昆虫同好会ブログ

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エゾヒメギフチョウの悲劇の痕跡

2020-06-13 15:03:06 | エゾヒメギフチョウ
エゾヒメギフチョウの悲劇の痕跡



201X-6-18 (土)  雨のち曇のち雨  気温18度C




この日の午後、早春にエゾヒメギフチョウが飛んでいた林道へ入る機会があった。




早春の時期にはエゾヒメギフチョウの産卵も確認している林道です。






木々の葉や草の葉がでていない早春とくらべると別世界のようにかなり鬱蒼としている。




強風、曇でチョウ飛ばず。
 



笹の斜面をすかしてみるとエゾヒメギフチョウの幼虫が食べるオクエゾサイシンの若いのが沢山でているがすべて笹の葉に覆い尽くされてひ弱な感じ。

 



オクエゾサイシン縁がエゾヒメギフ1令幼虫に食べられた食痕が2枚の葉に見られたが天敵に襲われたのか幼虫の姿はどこにもいなかった。












悲劇の痕跡でしょうか。




食痕にクモの巣まで見られる。




恐らく10-15匹いた1令幼虫は一匹 また一匹とクモに襲われ全滅したのでしょう。



エゾヒメギフチョウ1♀が100卵ほどの卵を産んで、孵化した幼虫のうち、種々の試練をかいくぐって翌年の平均2匹ほどの蝶が羽化すれば例年どおりの発生になるとおもわれます。



平均1匹ほどが羽化すれば、今年は例年の半分くらい、もし3匹羽化すれば大発生ということになるかと思います。



さて、この林道のエゾヒメギフチョウは来年はどうでしょうか。

 
北見ではめずらしいエビラフジがありました。



帯広の河川敷で ヒメシロチョウの発生地を見にいったときは、エビラフジが群生していました。





ミツバがたくさん生えているので夫婦分だけ採集し 夕食のごまあえお浸しにしたが香りが強くておいしかった。
















最近、木々草本が茂って庭の管理が大変。


ついに決心して庭のヤマボウシの根元から出ていたミズナラとニレをノコギリで切って除去した。





モミジなども選定したら結構な量の枝をゴミに出すことになった。





疲れたが 庭がたいそうスッキリした。




エゾシロチョウ 産卵している。 まだ赤ぼけの葉は大きくなっていないが 小さな葉の表にも 裏にも 多数の卵塊見られる。今年は 約30卵塊はある。



夕食後 ゴールデンキュウイを食べたがおいしかった。







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