オオイチモンジの悲劇。
2022-7-1(金) 晴れ 24℃
さわやかな朝。今日は道東のヤマベ釣り解禁日。久しぶりにヤマベ沢山釣りたい、ヤマベから揚げ食いたいモードになり、近郊のヤマベ繁殖渓流へむかっった。
午前10時ころ、小気味のよい青空に、新緑、どこまでもまっすぐなアスファルト道路。
とある橋にさしかかると、橋の上に何かを発見。蝶愛好家でなければ間違いなくスルーしてしまうだろう。
車を止めて近づくと、思った通りそれはオオイチモンジの♂でした。
羽化したての新鮮な個体で橋の上を低く滑空中のところに運悪く自動車がきて衝突し、あえない最後となったものだとおもう。
ぶつかった衝撃で羽根がおちょこになり落下、即死ではなく私が拾い上げたときはかすかにピクピク動いていました。
おちょこになった羽根を修復したところ。羽化したての♂完全品。
この蝶は友人のK氏が展翅するというので彼にあげました。
実は蝶と車の衝突事故や吸水中に轢かれるなどのトラブル( Butterfly car hit )はインドの国立公園で問題となったことなど何かの記事でよんだことがあります。
北海道でよく見かける Butterfly car hit で最も多いのはミヤマカラスアゲハ夏型♂でシーズン中はよく道路上に哀れな姿が見られます。エゾシカや小動物なら急ブレーキやハンドル操作で衝突を避けようとしますが、蝶の場合はぶつかるのみ。
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