ツルコケモモの花に吸蜜する根室半島のカラフトルリシジミ。
20XX-7-17 (金) 晴れ 強風
根室半島のカラフトルリシジミの主たる食草はコケモモやガンコウランではなくツルコケモモであることが現地同好者たちの詳細な調査で知られており、吸蜜植物としてもツルコケモモの花が最も好まれているように見える。
しかしツルコケモモの花は蜜量が少ないのだろうか、吸蜜時間がとても短い上、ツルコケモモの花におおいかぶさる植物をかき分けて素早くデジカメを挿入し蝶へ接近しなければならず、その時の草の動きや振動ですぐ蝶が飛んでしまうためなかなかシャッターチャンスが得られない。
それでも、せっせと撮影したがいまいちの写真ばかりでおまけに強い太陽光でしらっちゃけた写真ばかりでイヤになる。
えんえんとカラフトルリシジミを追いかけ回したが、結局たいした写真は撮れず、午後3時過ぎには松の木陰になって日があたらない場所が多くなり気温もどんどん下がってきた。
やがて常に10頭ほどは視界に見えていたカラフトルリシジミたちは、いつのまにか全部消えてしまい見えなくなった。
たまたま目にとまった1 頭は風に乗って舞い上がり、7-8mもの高い松の梢に止まってそのまま静止していた。こんなところで夜を越す個体もいるのかも知れない。
高層湿原のコキマダラセセリ♂。 エゾイソツツジの葉に静止していた。
この項、続く。
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