北海道昆虫同好会ブログ

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早春、キタミフクジュソウ、エゾアカガエル、エゾスジグロチョウなど

2021-01-20 13:33:39 | エゾスジグロチョウ
早春、キタミフクジュソウ、エゾアカガエル、エゾスジグロチョウなど


20XX-5-14 (土) 晴れ



気温がなかなか上がらないが北見市郊外、エゾヒメギフチョウの発生する林道へ向かった。




途中でライフルを持ったハンターがいた。また春の熊でもいたのだろうか。




雪解けがやや遅れたせいかエゾヒメギフポイントはまったく植物がなく。蝶はなにもいない。




それでも2時間ほどねばったが諦めて、林道を下り始めた。




明るい斜面にこのブログでしばしば登場するキタミフクジュソウが咲いている。







かってはフクジュソウと混同されていたが、ガクが花びらより長く、葉裏・茎に微細な毛が密生することなどからキタミフクジュソウの別名で独立種とされた。











北見市産の個体群で記載されたのでしょうか。





春から初夏に群生して咲く水芭蕉の群落をたいそうありがたがるのは世界中で日本人だけらしく、独特の悪臭を発することから欧米ではスカンクキャベツとまで蔑称されている。

 



日本人が水芭蕉に特別の感情を持っているのは  夏が来れば思い出す  はるかな尾瀬............といった有名な歌のなかに出てくる水芭蕉群落のせいだと思います。





道路脇の小さな池にはエゾアカガエルが産卵している。













フキノトウの多い場所でエゾスジグロチョウ春型が吸蜜している。




オホーツクにはヤマトスジグロチョウは分布しないとされ、同定に苦慮することはないが、当然ながら私自身はこれら二種を肉眼的に区別することができない。











盛んに♂がプロポーズしているが、♀は腹部をピンとあげてしまい断固交尾拒否の体制です。もう交尾済みなのか、気に入らない♂なのか不明。






さて、気温も上がってきたようなのでエゾヒメギフチョウを求めて別の場所に移動してみます。



     この項、続く。




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