オナガシジミ( Araragi enthea )の越冬卵
20XX-4-29(水) 晴れ 後曇り 時々雨
昨年秋に友人がオナガシジミの越冬卵をたくさん分けてくれたので、そろそろ孵化させようかと冷蔵庫から出した。
卵はオニグルミの越冬芽に近い部分に1~数卵づつが産まれていた。
この蝶の越冬卵は未受精卵だろうか、しばしば孵化しない卵もかなり見られることがある。
卵からの孵化にあわせて芽をふいてくるように、ちょうど良さそうなクルミの枝を切りに山へ出かけた。
クルミの木なぞ、どこにでもいくらでもあると思っていた。
しかし捜してみると飼育用のほどよい枝をつけた木はそんなに多くない。
近郊の山を捜し歩いて、ほどよい芽をつけた枝を相当数切って帰宅した。
実は何十年も前、かなり苦労してオナガシジミを少数やっと飼育羽化させた記憶があるがそれ以降このゼフィルスを飼育したことはなかった。
カシワやミズナラ喰いのゼフィルスと較べると、私にとっては難物でした。
当時は北見市かいわいのどこにでもいた普通種といった認識だったので、それ以後この蝶の飼育に手を染めることはなかった。
そんなわけで、今回もまったく自信はない。
国道は新型コロナ蔓延で外出自粛のせいか車がほとんどなく、鹿の群がいくつも道路に出ていて驚いた。
この項、続く。
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