「福井ブランド大使」が縁で、関東近辺在住の福井出身者が横浜に集い、『ふるさと福井への熱き想い』を語り合った。
福井ブランド大使に任命されてまもなく1年を迎えるが、各地の大使の活躍などそれぞれのツールにより
多くの情報を交換して ふるさと発情報、または、ふるさとへの情報など、その輪が拡がり福井のPRに努めている。
この日は、福井との深い縁のある時計塔でお馴染みの『横浜開港記念館』(通称ジャック塔)に、
8名の福井出身者や福井に縁の深い人々が集い、熱い想いを語り合った。
会館のガイドにより、会館の歴史や会館内を案内してもらったが、その建物の構造や歴史については、
改めて非常に興味が湧き貴重な建造物であることを再認識した。
『開港記念館』は、岡倉天心の生誕地であり、越前福井藩の生糸商いの横浜商館である『石川屋』があったところで、その横に横浜町会所や商工会議所の発祥地となったようである。
館内には、関東大震災で壊滅的な破壊のあとの復興の経緯や横浜が開かれたころを描く画もあり、
スケッチの対象物として、何回も訪れてその景観の素晴らしさに引かれて描いてきたが、内から見るステンドグラスや階段などの造形美には、改めて惹きつけられる思いがあった。
会館の見学の後、会議室をお借りして、ワールドカフェスタイルで、テーマ毎に、ふるさと福井の食材や想い出の場所、ふるさとへの想い、20年後の福井、今ふるさとに何が出来るか?などなど、それぞれのふるさとに対する熱き想いを、時を忘れて語り合った。
今回は、初めての試みであったが、企画をしていただいた幹事さんの声掛けとリーダーシップに乗り、
参加者は年齢の枠を超えて 日頃忘れかけていたふるさとの良さや、想いを語り合えた事は非常に意義深いものだった。
輪の拡がりと共に、再会を約して余韻を残しながら『福井291を語る in 横浜』を終えた。