400年以上続く伝統の「世田谷・ボロ市」に今年も出かけてきました。
「世田谷ボロ市」には、700店近くの露店がボロ市通り周辺に並び、現在は関東最大のフリーマーケットとなっています。
毎年1日約20万人以上の人出で賑わっており、伝統の市場で掘り出し物を見つけるのも楽しいですね。
ボロ市通りの代官屋敷前では、「代官餅」を買い求める人達で今年も長蛇の列が出来ており、買うのを諦めました(笑)
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代官を長く務めた富農大場家の屋敷が代官所として使用されたそうで、茅葺き屋根の表門や庭などは実に風格があり国の重要文化財に指定されています。
この日は、古民家内は公開されておらず観られませんでしたが、質素な癒しの空間のようですね。
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屋敷の主屋の脇には、白洲跡や白洲通用門が残されており、罪人が白洲にあがる様子など代官所の面影を知ることが出来ました。
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そもそも「ボロ市」の始まりは、戦国時代に「楽市」として開かれて、後に農家の作業着のつくろいやわらじのに編み込むボロが売られていたそうで、今はその面影も無く、骨董品や装身具、食べ物などが並ぶフリマとなっています。
古道具や画材などに興味を持ちながら覗き込んでいましたが、余りの混雑で探すのも容易ではありませんね~
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我々シニア世代が学んだ懐かしい尋常小学校教科書や国語読本などが売られていましたが、大変興味がありましたね。
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ボロ市通りを行ったり来たりしていましたが、黄葉進む銀杏並木もこの時期の世田谷の風情を感じました。
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代官屋敷の奥には、その昔の大山道に置かれた庚申塔や道祖神、狐石像などが10基並べられており、大山道の道標も置かれています。現在の東京世田谷の街並みから想像出来ないですね
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道標には、「左 さがみ 右 登戸」と刻まれていました。
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ボロ市通りを後にして、招き猫の発祥地と言われる「豪徳寺」へ足を延ばしてきました。
ボロ市通りから約10分で豪徳寺に着き、約100mの立派な松並木の参道を進みます。
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松並木の中のモミジの紅葉も見頃となっていました。
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豪徳寺は、彦根藩主井伊家墓所でもあり、井伊家代々のお墓が並んでおり、中でも江戸幕府の大老を努めた井伊直弼墓が都の史跡に指定されています。
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境内に聳える三重塔は、創建10年という新しい塔でしたが、豪徳寺のランドマークですね。
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本堂の前には、素晴らしい彫刻が施された青銅の燈籠が置かれており、目を惹きました。
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猫ファンにとっては堪らない招き猫ですが、この日は招福堂には奉納された猫の大群も置かれておらず寂しく戻りましたが、来年の干支の猿さんと一緒に「またおいで~」と招かれていました。
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今年も福を呼ぶ2組の猫を連れて帰りました
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「世田谷ボロ市」には、700店近くの露店がボロ市通り周辺に並び、現在は関東最大のフリーマーケットとなっています。
毎年1日約20万人以上の人出で賑わっており、伝統の市場で掘り出し物を見つけるのも楽しいですね。
ボロ市通りの代官屋敷前では、「代官餅」を買い求める人達で今年も長蛇の列が出来ており、買うのを諦めました(笑)
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代官を長く務めた富農大場家の屋敷が代官所として使用されたそうで、茅葺き屋根の表門や庭などは実に風格があり国の重要文化財に指定されています。
この日は、古民家内は公開されておらず観られませんでしたが、質素な癒しの空間のようですね。
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屋敷の主屋の脇には、白洲跡や白洲通用門が残されており、罪人が白洲にあがる様子など代官所の面影を知ることが出来ました。
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そもそも「ボロ市」の始まりは、戦国時代に「楽市」として開かれて、後に農家の作業着のつくろいやわらじのに編み込むボロが売られていたそうで、今はその面影も無く、骨董品や装身具、食べ物などが並ぶフリマとなっています。
古道具や画材などに興味を持ちながら覗き込んでいましたが、余りの混雑で探すのも容易ではありませんね~
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我々シニア世代が学んだ懐かしい尋常小学校教科書や国語読本などが売られていましたが、大変興味がありましたね。
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ボロ市通りを行ったり来たりしていましたが、黄葉進む銀杏並木もこの時期の世田谷の風情を感じました。
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代官屋敷の奥には、その昔の大山道に置かれた庚申塔や道祖神、狐石像などが10基並べられており、大山道の道標も置かれています。現在の東京世田谷の街並みから想像出来ないですね
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道標には、「左 さがみ 右 登戸」と刻まれていました。
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ボロ市通りを後にして、招き猫の発祥地と言われる「豪徳寺」へ足を延ばしてきました。
ボロ市通りから約10分で豪徳寺に着き、約100mの立派な松並木の参道を進みます。
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松並木の中のモミジの紅葉も見頃となっていました。
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豪徳寺は、彦根藩主井伊家墓所でもあり、井伊家代々のお墓が並んでおり、中でも江戸幕府の大老を努めた井伊直弼墓が都の史跡に指定されています。
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境内に聳える三重塔は、創建10年という新しい塔でしたが、豪徳寺のランドマークですね。
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本堂の前には、素晴らしい彫刻が施された青銅の燈籠が置かれており、目を惹きました。
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猫ファンにとっては堪らない招き猫ですが、この日は招福堂には奉納された猫の大群も置かれておらず寂しく戻りましたが、来年の干支の猿さんと一緒に「またおいで~」と招かれていました。
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今年も福を呼ぶ2組の猫を連れて帰りました
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