今年も神楽坂で開催された「ドーンと福井 in神楽坂 越前・若狭まつり」を見てきました。
「ドーンと福井」は、神楽坂通りと赤城神社で開催され、ふるさと福井の味覚や特産品に触れて故郷を身近に感じてきました。
神楽坂は、徳川家の家老を努めた小浜藩主の酒井忠勝の江戸屋敷が矢来公園近くにあったそうで、福井ゆかりの街として親しみを感じていました。
メイン会場の赤城神社では、ふくいブランドコーナーや特産品のブースが軒を連ねており、福井人や東京人にも好評なイベントで、今年も多くの方が集いあっていました。
赤城神社は、「日枝神社」「神田明神」と共に「江戸の三社」と呼ばれる古刹ですが、本殿はモダンなデザインが見られ、多くの参拝者で賑わっていました。
今年は、期待した大名行列は、行われませんでしたが、境内では、るるさとの名田庄村の伝統の獅子舞などが奉納されて賑わっていました。
メイン会場の赤城神社の境内には、福井の名産品の販売ブーでは、解禁したばかりの越前ガニや江川の水羊羹、焼き鯖、若狭ふぐなど懐かしいふるさとの特産品が販売されて早々に売り切れとなっていました。
境内の展示コーナーでは、人気の恐竜博士やテイラノザウルスの頭骨が展示されて子供たちの人気を呼んでいました。
神楽坂のランドマークの毘沙門天の善国寺の境内では、狛犬ならぬ阿吽の狛虎がユニークな表情で参拝者を迎えていました。
神楽坂のレシート通りや裏通りの「兵庫横丁」や「本多横丁」など石畳や階段が続く路地は、粋な花街情緒が漂う江戸の風情が残されていました。
裏路地の一角には、ふるさと福井の名産の郷土料理やそばが味わえる九頭竜そば店では、落ち着いた隠れ屋的な風情あるお店で、この日も満席となっていたようです。
神楽坂近くの路地には、泉鏡花や北原白秋の旧居跡が史跡となっており、神楽坂の歴史を感じる町並みも見られます。
東京理科大の入口には、ユニークな作品も展示されていました。
江戸の風景とふるさとへの思いを感じた散策の後、特産品の江川ようかんと浜名味噌を買い求めてきました