鎌倉の夏の風物詩である鶴岡八幡宮の「ぼんぼり(雪洞)祭り」に行ってきました。
参道には大きな茅の輪が設置され夏越の祓いが行われた後でしたが、無病息災を願いながら厄払いしていました。
旗上弁財天社では、コロナに負けるなと必勝祈願の源氏の白旗が掲げられてパワースポットとなっています。
源氏池には、夕方でしたが、シンボルの白蓮が咲き誇っていました。
蓮の花の周りには多くのカモの優雅な姿も見られます。
池畔では、子供たちが餌遣りする光景が見られ、亀や鯉、鳩達が餌を求めて奪い合いを演じていました。
舞殿近くでは、まだ雪洞に点灯されていませんが、大石段から本宮にかけて今年は静かな雰囲気となっています。
手水舎では、折鶴や金魚、紅葉葉などが浮かび、夕涼みの清らかな雰囲気が感じられます。
石段下の大銀杏前の狛犬さんもハトマークのマスクをしたユニークな姿で邪気を追い払っています。
本宮に参拝して、ぼんぼりに点灯される前でしたが、鎌倉にゆかりのある著名人が揮毫した「ぼんぼり」を涼感を感じながら観ていました
本宮前には、毎年観られる養老孟司さんの雪洞には、今年も虫が描かれています。
境内には、大小約400点の雪洞が奉納されており、今年も東京オリンピックやスポーツマン、新型コロナ感染、四季の花など世相を映す書画が描かれています。
日没と共に雪洞に点灯されると、参道付近は温かい灯りが輝き幻想的な雰囲気が醸し出されていました。
夜が更けるつれて、参道のぼんぼりの灯りが暗闇に浮かび幻想的な鎌倉の夜を描き出していました。
猛暑とコロナ禍が続く中で、立秋を迎えて異例な夏の夜を過ぎて平常な日々が戻ることを祈願した鎌倉散歩でした。
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