MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

大庭城址公園散策

2023年01月16日 | まち歩き

湘南藤沢の大庭城址公園は、春には桜の名所で市民の憩いの場所となっていますが、平安時代後半に大庭荘を本拠とした豪族大庭氏の拠点だったところで、室町時代中頃に、大田道潅によって築城された北条氏の支配下にあった城で、その後、豊臣秀吉に滅ぼされて廃城になった名城で、現在も空堀や掘建柱建物跡の石柱などが残されており、1年前に藤沢市の指定史跡に登録されて歴史スポットとなっています。

管理事務所には、公園として整備される前は、自然の森でしたが、城址公園となった頃の景観モデルが展示されていますが、公園と整備された約37年前の様子のようです。

公園の入口の坂道は、春にはツツジや桜が咲き誇る石垣が築かれた石畳の新緑の道となって城壁を思わせる景観となっています。

館址広場では、大庭城の館の高床建築の柱穴の配列の「掘立柱建物跡」柱穴の位置を示す柱立てが見られます。

公園の南口には、大庭城の由来が記された石碑・石祠が立てられています。

花の広場では、四季の花が咲くバラ園とも呼ばれていますが、この日は春を告げるモクレンの花が咲き始めています。

梅の開花は見られませんが、ガマズミが赤い実を付けています。

侘助椿の花やミツマタの花も咲き始めていました。

大庭城址公園から近くの滝の沢不動明王に向かい参拝してきました。

この地区では、以前は森林地帯に地下水が流れ落ちる滝があったことに由来した地名となっており、社殿には石像の不動明王が祀られています。

湘南大庭地区のライフタウンはニュータウンとして開発されて約50年を迎えますが、自然豊かで多くの歴史スポットが残されており、その歴史を学ぶ機会でした。


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