MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

鎌倉寺社巡り~円覚寺

2021年07月08日 | 寺社巡り

鎌倉寺社巡り散歩で鎌倉八幡宮・東慶寺の後、円覚寺を巡ってきました。

円覚寺は、鎌倉を代表する鎌倉五山二位の古刹で人気の観光スポットとなっており、久しぶりに訪れてみました。

山門(三門)は、三解脱門の二層式の門で楼上には十一面観音、十六羅漢像が安置されているそうで、厳粛な雰囲気が漂い寺格に見合った風格ある姿が見られます。

三門をくぐり仏殿へ向かうと、仏殿には宝冠釈迦如来の本尊と梵天立像、帝釈天立像など鎌倉を代表する仏像が安置されています。

仏殿の天井には、三本爪の白龍の図が描かれています。

仏殿の先には方丈が建ち住職の居間となっているそうで、色々なイベントも行われる会場となっているようで古式豊かな景観がみられます。

方丈の唐門(勅使門)は閉ざされていますが、扉の両側には鳥や、龍、波濤などの素晴らしい彫刻が施されています。

方丈前の広場には、数えきれない石仏が並び「百観音霊場」と呼ばれて、ユニークな姿の観音石像が安置されています。

方丈の裏庭の日本庭園では、心字池のある美しい枯山水の庭園があり、心休まるスポットとなっています。

方丈の先には、妙香池が創建当時からそのまま残されており、池の向かい側には虎の頭のような「虎頭岩」が見られ、この池の景観は国の史跡名勝となっています。

白壁の正続院の奥には、仏舎利を納めている舎利殿があり、残念ながら一般公開されてなく立入りは出来ませんでしたが、日本最古の唐様建築物で国宝に指定されています。

北条時宗の廟所の仏日庵の開基塔には、十一面観音像が安置されており、学問の神・開運の神としてパワースポットとなっています。

仏日庵の前には「白鹿洞」があり、円覚寺開堂のひに開山無学祖元禅師の説法を聴こうとこの洞窟から白鹿が群れをなして出てきたと伝えられる不思議な洞窟です。

境内の一番奥には、塔頭の黄梅院があり、足利氏が開祖の夢想疎石の塔所として建立したもので、千手観音や聖観世音菩薩が祀られています。

可愛い木製の仏像も庭の中に残されています。

黄梅院から戻って仏殿の横から約150段の石段を上り、関東最大の洪鐘(おおかね)へ向かいます。

「洪鐘」は、高さ260cm、口径142cmで国宝に指定されていて、鎌倉最大の梵鐘で鎌倉三名鐘となっていますが、現在も除夜の鐘の名所となっているようです。

「弁天堂」は、江の島の弁財天を勧請して建てられた弁天様で湘南の弁天様として人気スポットになっているようです。

弁天堂横の展望テラスからは、北鎌倉や相模湾を望めます。

洪鐘から仏殿へ戻ると、三猿ではなく蓮の花と鳥を描いた珍しい舟形石像が立ちその所以は不明でした。

疫病退治を祈願しコロナ禍の収束を願いながら、鎌倉の古刹の歴史ある風情を堪能したぶら散歩でした。


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