荏柄天神社の初天神で筆供養を行い、鎌倉の花の寺の瑞泉寺を散策していました。
瑞泉寺は、花の寺とも呼ばれており、早春には梅の花が咲き、鎌倉五山に次ぐ関東十刹の第一の名刹となっています。
総門から山門へ続く長い Y字型の男坂と女坂の石段には、苔が生えて見応えある光景が見られます。
本殿前の梅林では、黄梅の蕾が膨らみ始めていますが、開花はもう少し先のようで数本のロウバイは開花していました。
本堂横の地蔵堂(どこも苦地蔵堂)前には、大黒天と布袋尊がにこやかな姿で迎えています。
地蔵堂の周りには、ユニークな石像も並びしばしその姿に魅せられていました
ミツマタも咲き始めて春を告げているようです。
本堂裏の岩庭は、夢想疎石が裏山の岸盤を削って作った禅宗の池泉回遊式庭園で力強さを感じられる名勝となっています。岩盤には、大きな洞の天女洞があり、水月観の道場となっているようです。
庭園の西側には橋が架けられて裏山の錦塀山へ通じているようですが、公開されていませんでした。
橋上には、サギの姿も見られこの先へは行けませんよ~ととうせんぼしていました(笑)
本堂前には、巨大な石灯篭も設置され古刹の風格を感じられます
参道沿いの梅園では、白梅が一部咲き始めていますが、どの木にもウメノキゴケが生えて瑞泉寺の梅の伝統を感じさせてくれます。
瑞泉寺には多くの文士が訪れたそうで、多くの文学碑も見られ美しい自然との関わりがある名寺の歴史を学ぶ機会でした。
と一緒にこの瑞泉寺を訪れたことがあります。
蝋梅が咲いていてその香りに酔いしれた
ことがあります。忘れることのできない
思い出です!
瑞泉寺は、四季の花が見れる名所ですが、今年はまだ梅の開花は見れませんでした。花と岩庭の光景は、いつも素敵ですね☺️