MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

東海道線辻堂駅ホーム拡幅工事

2010年05月26日 | うんちく・小ネタ

辻堂駅利用者の一人として、22~23日にかけて行われた駅ホームの拡幅工事に大変興味を持って、実施状況をフォローしてきた。

今回の辻堂駅ホーム拡幅工事は、藤沢市の都市整備プロジェクトの一環として駅周辺の再開発とともに行われているもので、市民の最大の関心事でもある。

辻堂駅は、30年前に移住してから毎日利用してきたが、ホームも狭く、アクテイや湘南新宿ライン特快は通過してしまい不便を感じている。

『湘南C-X(シークロス)』【複合体CompleX 、City、X=Cross(辻)】の再開発のメインプロジェクトとして、辻堂駅の改修工事が2年前より本格的に開始されており、生まれ変わっているのを実感している。

050_2

今回の辻堂駅ホーム拡幅工事は、JR東海道線としても歴史的な大工事だそうである。

数カ月前位からだろうか、予告されてから注目してきたが、ホーム屋根工事や貨物線の移設など毎日着々と関連工事が進んでいた。

当日は、工事中のダイヤ変更も大々的で、上り線は全て貨物線を通るため、藤沢駅から武蔵小杉までノンストップとして、横浜駅もバイパスし、加えて藤沢始発を増発するという画期的なものだったようだ。

04

注目したのは、限られた約12時間という時間内で、全長約300Mのホームを8M→12Mに拡幅するという大工事の工法や構造であった。

012

10日前頃から、新線と旧線の間には、構造物の資材が積み重ねられていて、工法を推察していたが、一般的には、成否を決するのは企画50%、段取り30%と言われる程で、当日まで準備は完璧だったのだろう。

当日は、横浜から丁度夕刻 5時半前に辻堂駅に戻った時には、作業員の着工前の点呼も終わり、上り線の最終電車を待っていたところでした。

023

既に旧線上のレールの軌道上には、新ホームのコンクリート基礎も出来ており、線路脇には拡幅ホームの構造物となる資材が並べられていた。

作業員の数もどれくらいだろうか?半端じゃなくブロック毎にゼッケンを付けた作業員は、1000名近い大人数で限られた時間勝負の工事では、人海戦術しかないのでしょうか、その顔には緊張感が漲っていた。

012_3

ホーム上には現在の屋根を貫通する形で、新しい屋根が以前から新線の上に張り出す形で完成しており、旧屋根はこれから撤去されるようです。

010

驚いたのは、工事開始前から鉄道ファン?や撮り鉄?でしょうか、ホームや自由通路には多くの群衆が集まっており、今か今かと工事着手を待っていたことである。

翌日早朝から東京へ向かうために、6時過ぎに辻堂駅に着いてみると、工事は順調に進み未明には完了していたそうで、作業員が役務を終えて解散されたところでした。

Ob_007

概ね工法は、区間ごとに旧軌道上に、構造ブロックを連ねて並べて繋ぎあわせたようで、短時間工法の要領を納得した。

043

011

何よりも事故もなく無事完了したことに、大拍手を送っていた。

002_2

ホームに降りてみると、ホームにはゴムのカバー敷物が敷いてあり、雨の滑り防止も考慮されていた。

045

別の駅に降り立ったような気分になっていた。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第89回 関東インカレ | トップ | 湘南海岸へジョギング »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

うんちく・小ネタ」カテゴリの最新記事