春本番の陽気となり、梅の名所である湯河原梅林「梅の宴」から、湯河原幕山をハイキングしてきました。
幕山公園の梅林では、幕山の斜面には約4000本の紅白の梅が見頃となって花の絨毯が敷かれた光景が拡がっていました。
幕山登山口から梅林に入り散策路を巡ると、梅の香りを感じる様々な梅の姿に魅せられる梅の楽園のようです。
梅林の斜面に紅梅や白梅が咲く急坂の散策路を上ると、幕岩と言われる岸壁の柱状節理の壁にロッククライミングの名所となっており、クライマーの姿が見られます。
登山口から15分で梅林の最高点に着き、見下ろすと山腹に拡がる大斜面は、梅の絨毯が敷かれた絶景が見られます。
最高点からジグザクの急斜面を約15分上ると四阿があり、一休みしてさらに九十九折りの急斜面を上り、中間点からは相模湾や真鶴半島が眼下に拡がる絶景も見られます。
梅林の最高点から55分で幕山山頂に着き、山頂の広場からは相模湾や南郷山などの大パノラマを望みながら一休みしていましたが、風も無く最高のひと時でした。
山頂で一休みして、南郷山への分岐点を経てヒノキ道の林道を経て大石ケ平へと向かいます
さらにこのコースの見どころのハコネダケの生い茂る約500mの山道が続き、独特の雰囲気が漂っていました。
山道の脇には、多くの苔が生えた大石の奇岩も見られ、大石ケ平の由来になっているようです。
岩道を抜けて大石ケ平に着くと目の前に天照山が聳え立ち春の陽を受けて絶景が見られました。
新崎川に架かる新崎橋から望む幕山の景観
大石ケ平から新崎川の清流沿いの杉並木を経て一の瀬へ向かう途中には、岩の穴に「山の神」が祀られており、険しい山道の安全・安心の神となっています。
山頂から約1時間20分で梅林の散策路に戻り、広い梅林の西側の紅白の梅の美しさに魅せられながら散策路を巡っていました。
管理棟付近のお休み処では、桃色のしだれ梅や河津桜も鮮やかな姿で咲き誇っていました。
春の陽気に恵まれて久しぶりの幕山ハイキングでパワーを受けて快適なハイキングでした。
この後、熱海海岸をぶら散歩を続けます【続く】
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