東京の代表的な黄葉スポットである東京大学本郷キャンパスの銀杏並木は、絶好のスケッチポイントで毎年訪れており、黄葉状況の確認を兼ねて立ち寄ってみました。
東京大学のシンボルである赤門が午後の陽を浴びて朱色が一層鮮やかに映えていました。
一年振りの訪問でしたが、赤門の隅々には大名屋敷らしい拘りの造形が見られ、画にしたい魅力がありますね~
図書館前に来ると構内遺蹟が発掘調査が進められており、遺蹟見学説明会が行われていました。
説明会の案内によると、新図書館建設の一環で発掘調査を行い多くの遺跡や遺物が見つかったそうで、見学会のステージまで出来ていました。
特別の興味は無かったが、広い現場には過っての大名屋敷の地下室や井戸、石組溝・・・などの遺構が示されていました。
残念ながら法文館などをスケッチする場所も今年は諦めざるを得ませんね~
法文2号館アーケードから1号館を望む景観もお気に入りのスケッチポイントの一つでこれまでも描いてきましたが、また挑戦してみたいところです。
正門前の銀杏並木もまだ緑色が残りあと数日後には見頃を迎えそうですね。
今年最も描いてみたい工学部1号館前の銀杏も黄色と黄緑色のグラジュエーションが見事でした。来週の訪問時には、素晴らしい黄葉が見れるのではと期待しています。
本郷キャンパスのもう一つのシンボル安田講堂へ回ると、こちらも改修工事でしょうか?
玄関ホールはベールに包まれておりました。
三四郎池(心字池)の散歩みちを回ると、こちらもやや紅葉は早かったようですが、緑・赤・黄色のコントラストが美しく、散策する人にアジア系の外国人が多かったのも東大らしいですね・・・
御殿下記念館の入口のゲートもレトロ感溢れる貴重な建造物です。
医学部付属病院前からは、スカイツリーが聳えており素晴らしい眺めでした。
鉄門から無縁坂を経て上野不忍池へと向かいましたが、「忍ぶ 不忍 無縁坂・・」 の詩が作られた舞台となった人生の運の分かれ道なのでしょうか?
キャンパス近くは行きましたが、入ってはいないのです。
どの大学も知りません。一生ご縁がなさそうです。
私も現役時代は、殆ど縁が無く学会で何回か訪問しただけでした。
東大は、個人で構内へ入るのは自由なんですね。
銀杏の黄葉時期は、さながら公園のように多くの人で賑わっていますね。