「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「大切なもの」

2008年08月23日 | 家族・孫話
 夏休みの思いで作りのお手伝いで、小学2年と年長の孫兄弟を引き連れて廿日市市のちゅーピープールに出かけた。

 大波発生や流水プールをはじめ、ウオータースライダーという大型流水滑り台など、幼児向けから大人用までまさにお好み次第。

 着いた途端にやる気満々の二人。
 今ここにいたと思えばもうあちら、あちらと思えばもうその次へ。監視員の目は行き届いているものの、うれしさ余って何をしでかすかわからない相手。しかも同じような頭、同じような浮輪が動き回る。あっという間に見失う。
 大切な宝物のあずかりもの。必死に捜す。

 悪戦苦闘の5時間余り。帰りの車が動き出すと間もなく、スースー心地よい寝息を立てる。こちらは日焼けも出費も身にしみる。
 夏休みが早く終わるのを待つ世の母親の気持ちが痛いほど分かる。

 しかしジジ・ババにとっても大切な夏休み。
 子らの成長とともに、やがて必要とされなくなるときが来るのが見えているだけに、今がいとおしい。
  
     (2008.08.23 中国新聞 「広場」 掲載)  ( 写真: 水を楽しむ 孫親子 )
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

横幅を広げる

一行の文字数を増やしたい