「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「お手並み拝見」

2008年08月02日 | ニュース・世相
8月2日、注目の新聞ネタがいくつもある。当然それらは格好のブログネタともなる。

高校野球開幕か、日本の近未来を占う内閣改造か、迷った。
自分の中ではやはり、内閣改造が最優先する。とは言っても、ここで現政権を舵取りしている自民党を応援するブログを書こうなどとは思っていない。
一方で、政府与党が何をやっても、やろうとしても、体制の批判に集中し、言いたい放題、ひたすら混乱を招いて、政権の奪還のみに奔走している感じの政党を応援するつもりもさらさらない。

先ずは、冷静に今回の改造内閣の顔ぶれ・指導力・実行力・信頼性・清潔感などを総合的に評価しながら、お手並み拝見と行きたい。

閣僚の平均年齢62才。最年長は、首相の72才。最年少は、防衛大臣・山口県出身の林 芳正氏と消費者行政担当大臣野田聖子氏の47才。
年齢構成の点では、バランスの取れた働き安いしかも斬新なイメージを持つ。

75才以上の人を後期高齢者と位置づけ、医療制度改革や健康保険料天引き徴収などを行った政府に対して、猛反発をして「高齢者を置き去りにするのか…」などと罵った政党が、平均年齢62才の改造内閣に向かって「高齢内閣」はないだろう。
安心実現内閣という与党に対して、末期症状内閣と非難する。

なんだかみっともない子供の喧嘩の延長で、聞き苦しくて仕方がない。もしこんな下らぬ後ろ向きな口喧嘩をしていたら、可愛い孫であろうと、叱ってたしなめる。もっと相手のことを考えて、譲り合って楽しく遊べ、とね。

政治の世界で、考えるべき相手のこととは、対立する政党のことではない。
国政を預かるために選ばれた人たちの相手は「我々国民」なのである。

内閣支持率が下がったことにつけ込んで、弱い者いじめにも似た内容薄き揚げ足取り議論はウンザリだ。 子供達の世界で蔓延するいじめ問題、後を絶たぬ無責任殺傷事件。これらの背景には、日本の政治の舞台で繰り広げられる大人げのない中傷合戦が少なからず影響していないだろうか、心配する。

兎に角、新たにスタートする内閣を冷静にお手並み拝見。それに閣僚たる者、スキャンダルや不的確要素が発覚したら、直ちにお辞めなさい。そして、来るべき時期が来たときに、次の政権を誰に任せるのか、じっくり考えてみたい。

一年中で一番暑いこの時期にふさわしくない、熱い理屈っぽいブログになったことをお許しあれ。

      (写真: 内閣改造の顔ぶれを報じる紙面)

コメント (3)
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