「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「ときめき」

2008年09月06日 | つれづれ噺
お気に入りのブレザーを購入した。孫流に言うと「お気に入りをゲットした」。
体型さえ大きく変えることがなければ結構長持ちしそうな逸品だ。ということにしておこう。
値段も、今までの上下スーツをしのぐブランドに、年令・身分不相応の大枚を張り込んだ。ということにしておこう。

我が住む町には、帯に短し、タスキに短し ? お気に入りに巡り会えないまま秋が深まろうとしている。思い切って、お隣100万都市に数あるデパートを訪ねることにした。JRを敬遠、初めて利用する高速バス。何かしら、はしゃぐ子供の気持ちが理解できるハイテンションに。

それこそ初めて乗った高速バスでは、偶然にも、ブログもエッセイ執筆も大先輩のRさんと座席が前後するというおまけ付き。「こいつぁー朝から縁起がいいわい…」目指す品物もきっといい出会いがあるに違いないという確信を得た。

自分でイメージしていたタイプは流行遅れらしいことを、デパートの中年女性のソフトな語り口で納得。「これからはこのタイプがお勧めですよ…」と出された数点の中で、一着にピタッと目がとまった。まさに“心ときめく”とはこのことだろう…半世紀以上昔の中学2年の頃が頭をよぎる。淡い恋心に似ている。

試着で数点に袖は通すものの、只一着にしか気持ちが踊らない。一目惚れ…?
但し、思い通りに行かないもので、その一着だけがやや小振り。同じ柄・同じタイプを体型に合わせて1週間後に届けるということで一件落着。

ちょっと思い切りがよすぎたかなー…、半分くらいの値段でもいいのがあったなー…とか考えないこともない。が、まあいいや、この先何着もゲットできるわけじゃなし。そのブレザーに袖を通すたびに、忘れかけていた、いやほとんど忘れていた“ときめき”を思い出せれば大儲けだ、と変な納得をした土曜日となった。       
       ( 写真:心ときめいた中学校、卒業アルバム…この中に… )
コメント (11)
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