何度見ても感動は続く、都道府県対抗女子駅伝
正月2・3日の大学箱根駅伝に始まって、この寒い時季は駅伝シーズン真っ盛りである。
今日は、皇后杯都道府県対抗女子駅伝が、千年の古都、京の大路を駆け抜けた。
毎年のことながら、ついつい応援に力が入る。
目の前を駆け抜ける選手の息遣い、足音、感じる気合いなどは、実際に沿道に出て間近に応援しなければ感じられない感動であろう。が、それは目の前を通り過ぎるホンの一瞬の出来事で、順位の入れ替わりなど全体の流れが掴めないもどかしさはあるようだ。
その点、テレビ桟敷に陣取って、熱いコーヒー飲みながらゆったり応援するのも悪くない。というか、実際に京都まで出向かなければ、沿道での応援など出来ないのだから、仕方なしではあってもテレビ桟敷応援で手に汗握る。
単に我がふるさと選手を応援するだけでなく、ロンドンオリンピックで活躍した選手が、名もない中学生からタスキを受け継いで、必死に走る姿には感動をおぼえる。
特に、あの野口みずき選手などは、久しぶりに走る勇姿が見られると期待しただけに、急な出場不可能にはがっかりした。
それにしても、応援の仕方にも色々あって、自分流にテーマを持ってレースを追っていくのも、それはそれで楽しいものである。
その一つが、今走っている場所は、京都の街でどのあたりなのか、という地理と、由緒ある建物とか神社仏閣などを思い浮かべてみるのも面白い。
そして落ち着くところは、我が山口県の成績である。43位。
全国には歯が立たないということか、いやそうではない。コンディションが悪かったか、冷たい風の吹く都大路に馴染めなかったのだろう、ということにしておこう。
来週は、天皇杯都道府県対抗男子駅伝が広島を走る。