自動車運転免許証の更新に欠かせない、高齢者講習。
受講通知書を受けてから待つこと3ヶ月。今日その講習を受けてきた。
わずか6人の受講者が、一見素人さんのような、ゆったり進める講師のゆったり説明を聞きながら、3時間あまり。静止視力や動体視力、視野の範囲などの検査。
走行シミュレーションによる反応検査。そして実際に自動車学校のコースを使った実技指導。文字通り、微に入り細に亘る講習とご指導を仰ぐ。
まだまだこちとらは「腕におぼえあり」!!講習を受けなければ免許更新させないというから、百歩譲って?仕方なく受けているつもりでいる。
それなのに、「あんたがた高齢者は・・・」「反応が低下している・・・」「若い人の半分以下・・・」などという講師の一言一言に、なんとも言えぬ違和感をおぼえながら・・・。
実技となって自動車学校教習コースへ出る。
普段乗ったこともない前後の長いクルマに乗らされて、そこを右、それを左、ハイ車庫入れ、故障車をよけて・・・と細かな注文。ここでも「高齢者は右折左折がどうしてもふくらんで、バイクを巻き込むように運転する」と決めつける。そうじゃないんよ、慣れない大きなクルマで、脱輪させちゃ悪いと思って安全運転のつもりが少しふくらむんよ・・・との言い訳を飲み込んで、兎に角受講終了。
“ ・・・ ・・・ 年寄り笑うな行く道じゃもの ” 講師に向かって喉まで出掛かったが、まあ悪気のある講師ではなかったので、いつも通り静かに紳士で引き上げた。
早速免許証更新手続きに入らなければ。寒い中を3時間あまり我慢した甲斐が無い。
いずれにしても『defensive driving 』我が身のために心がけよう。
間違っても『offensive driving』カミカゼドライブ、NGですぞ~~。