「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「明と暗と」

2013年09月26日 | スポーツ・観戦

       

 活字が躍る!写真が吼える!! 『広島カープ 初のCS』

低迷15年。16年目にしてやっと3位、Aクラス確保。 
愛したり見放したり、熱くなって応援したり、「こんな野球をやりおって・・・」と吐き捨てたり・・・。
それでも、頭から離れることなく、どこかで気にしながら「弱いカープ」を気持ちの中で応援してきた。

オーッやるな~!と連勝に鯉(恋)心を抱けば、とたんに機嫌を損ねてそっぽを向く連敗に次ぐ連敗。
強いのか弱いのかよくわからない・・・。指揮官の能力がどうも伝わってこない・・・。
これに似たような、ややこしい女性との出会いも、遠い過去にあったようななかったような・・・。
そんな気持ちの落ち着かない『広島東洋カープ』が、待望の3位Aクラスを確保。先ずはこの事実を喜ぼう。

そしてプレーオフ、いわゆるクライマックスシリーズの出場権を得た。
ということは、秋風の吹き始めた季節の流れとは逆に、マツダズームズームスタジアムには、今しばらく真っ赤に燃える熱いアツイ声援がこだますることになる。 広島の街が活気づく晩秋を迎える。

「勝ちに理由はない、負けにはワケガある」とは、あの闘将、野村克也氏の言葉である。
今年のカープが、何故15年の眠りから覚めてAクラス確保できたのか。
まあいい、今はそんな理屈より16年ぶりにAクラス入りを果たした、ひょっとすると日本シリーズ、日本一に駆け上がるかもしれない夢を与えてくれたことに、大きな拍手を贈りたい。何はともあれ、よくやった!!

所詮勝負の世界は結果が大きくものをいう。プロセスを抜きにした「結果がすべて」という論理にもろ手を挙げて賛成ではないが、破格の年俸を得てユニフォームを着るプロの選手にはそれが求められる。
年俸に見合った働きを期待するし、結果がすべてと言われても仕方がない。

カープは、今年はAクラスに残った。しかし残れなかった、中日・DeNA・ヤクルトの首脳陣には厳しい秋風が吹く。
中日、高木監督は早々に退任表明。もっとも契約期間切れという条件はあるが、もしもリーグ優勝などしていれば、契約云々も帳消しになるかもしれない。負けたから去る、これだけの話である。
DeNAの元気印、中畑監督も引責辞任が現実味を帯びてきた。さて我らのカープ野村監督や如何に?

勝てば官軍、負ければ賊軍。勝負の世界の厳しさを、カープの躍進によって改めて思い知る。
明と暗、大きく分かれる秋半ば。勝者奢ることなかれ。敗者捲土重来を期せ!!

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

横幅を広げる

一行の文字数を増やしたい