「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「雨の・・・ ・・・」

2015年04月04日 | ニュース・世相

                    

今年の桜は思いがけないほど早く咲き始め、一気に満開を迎えた。
つぼみがほぐれ、固さが取れるころに春爛漫を思わせる陽気が3日も4日も続いたせいであろう。
早く咲くのは特別にかまわない。まあ予定していた花見の宴が、少し花の数が少ない中で行われるという程度のことだ。

今年の場合、一気に咲いたのはいいが、そのあとが大雨に祟られるという、花見の楽しみを奪ってしまうようなもったいなさがあった。
「花散らしの雨」とは、しばらく人々に花見を楽しませて「そろそろ花見気分を終わりにしようかな」という頃にしっかり降って、花を散らす雨を言う。
まだろくに花見もしていないうちからジッパリ降る雨は、「花散らしの雨」などという風流より、ただただ邪魔な雨と言われても仕方あるまい。

昨日4月3日は、統一地方選挙の告示日でもあった。同時に、我々同好会の花見の宴も予定されていた。
選挙のスタートは、雨も風も日照りも関係なく、一斉に声を張り上げ出陣式と相なる。
ところが、花見の方はたとえ張り切っていようが、お弁当を用意していようが、選ぶ道はただ一つ。『中止』という無情でしかない。

山口県議会議員選挙出陣式に参加要請された議員さんのもとへ駆けつけた。
あいにくの冷たい雨、強い風。それでも後れを取ってはならない。雨の中必死の声を振り絞って「ガンバローコール」!!
靴もズボンの裾もびしょ濡れ。這う這うの体で帰ってくる。
そこには中止になった花見のお出かけ用品や、多少準備した諸々が転がっている。

季節外れではあるが、いるかの歌った「なごり雪」という歌をふと思い出した。
♪♪ ・・・ ・・・ なごり雪も降る時を知り、ふざけすぎた季節のあとで ・・・ ・・・ ♪
桜の季節の雨も、このなごり雪のように、降る時を知って時に人から愛される雨であって欲しいものだ。

などと、出陣式はできた雨。花見は中止にさせられた雨。まさに雨の影響によるモロモロ・・・。
などと雨に八つ当たりするかのごとき物言いであるが、実はこの雨のお蔭で、一気にジャガイモの芽が吹いた。
これは何とも有難く嬉しいことである。 

どうすることもできない雨に向かって、なんだかんだ勝手なことを色々言うものではある。
明日の会社OB会のおお花見も、青天では難しそう。体育館の中でひっそり・・・。やっぱりこの季節の雨は無粋なやつではある。

コメント (2)
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