台風14号のへそ曲がりな軌跡
今年の秋というか、9月に入ってから、台風の進路に悩まされ何度も大きな心配をさせられている。
遠く太平洋上で発生した熱帯低気圧が、何をエネルギー源として成長し発達をするのだろう。日本近海に近づくと必ずといっていいほど、大型の強い台風となって我が日本列島に襲いかかる。それも、日本列島を狙い撃ちにするような、曲がり方をしないでそのまま素直に北上すればいいのにといつも思う。それほどに、近頃の台風の進路はへそ曲がりであり、全く素直でない。 どこかで耳にしたことがあるようなセリフではある。
しかも「これまでに経験したことのない大雨に見舞われる」とか「普通の家屋が倒壊するほどの猛烈な風が吹く台風」と言われるように、台風の勢力や規模の大きさを示す表現がより具体的になり「直ちに命を守る最善の行動を・・・」と迫られるとおちおち出来なくなる。
先の11号台風で、勝手口のある東側のテラス屋根は少しダメージを受けたまま、この手で軽い補修をした程度である。この14号が去ったら、自分でやるか業者を呼ぶか、どっちにしても早期の二者択一を迫られている。今度こそ、へそ曲がりな台風に対抗して、こちらは真面目に対策を講じるとしよう。
住環境は雨にも風にも比較的強いと信じ込んでいるだけに、早期避難もしないし真に迫った警戒をしていないこの現実。
昼間っから、岩国市長の声で台風警戒情報が流されている。
スマホには、16時49分発信岩国市に対する「波浪警報」「大雨注意報」「洪水注意報」が出されたというお知らせが。
今回はこういった情報をそのまま素直に受け止める必要がありそうだ。そして祈ろう、14号がゆっくりしないで、さっさと移動してくれることを。
冗談抜きで、大荒れにならないことをひたすら祈りたい気持ち。
と、ここまで書いたところへ、近くの高台に住む孫君から「台風が来るよ、危ないと思ったら僕んちへ避難してね」との電話が入った。
有難いことだが、ここはひとつ我が家の様子を見届けたい気持ちが強い。ありがとう、悠雅君!!