羽田空港からひとっ飛びに北海道へ渡ったことは何回かある。飛び越えていた東北地方には縁がないかと思っていた。
8月中頃だったろうか、東北5日間のゆったり旅(湯ったり)のメールが入ってきた。
まだ踏みも見ぬ東北6県。これはチャンスかなと思い始めた。
今までのひとっ飛びを抑え、各県に足跡を残すゆっくり東北の、紅葉、名湯、歴史、食べ物、何よりもその風土を味わってみたくなった。
問題は、色々的作業を抱えている身、連続5日間も家を空けても大丈夫だろうか。
そんなこと言ってたら何にも前には進まない。エイヤッ!思い切って申し込んだら、ぎりぎりのところで催行決定と相成った。
岩国錦帯橋空港から、山口宇部空港、福岡、長崎、鹿児島など、各地から羽田空港に集合して、そこからバスで団体行動となる。
東京中央交通の大型バスに乗り込んだのはたった23人。岩国からは我ら夫婦だけ。他は九州弁が主役となった。
そんなこんなで10月6日、11時過ぎ、羽田空港を出発。東北自動車道を北上北上また北上。ひたすら山形県を目指して。
途中、高村光太郎「知恵子抄」でお馴染みの「安達太良山」を遠くに臨む、サービスエリアを楽しんだりして、無事蔵王温泉到着。
蔵王ロープウエー、樹氷高原駅からみる紅葉 蔵王ハイラインにある「お釜」。五色沼見学
10月6日出発だから、紅葉には少しはいのかな・・・という心配はあった。
何も心配するには及ばなかった。平地はさすがにうっすら紅葉であったが、少し高地になれば間違いなく目を見張る景色を楽しませてくれる。
2日目の行程には、8時10分ホテル出発。朝日に映える蔵王高原ロープウエー空中散歩はまさに絶景。
蔵王ハイラインの山頂、「お釜」とよばれる五色沼も、霧ひとつない澄み切ったエメラルドグリーンの水面を惜しげもなく見せてくれた。
但し、標高約1700mというこの地は寒かった寒かった。どのくらい寒かったか。
ものの15分、写真を撮ったりする間に、手はかじかむ、体ごと吹き飛ばされそうな大風、気温は一気に0度近く。顔面蒼白。
寒いのなんの、これが冬山の恐ろしさであり、なめたら簡単に命を奪われる恐怖も実感。
というようなことで、楽しい東北旅行のスタート。さてこのブログ、何回シリーズになるやら。
行程の時系列を忠実に、写真も添えて、気の向くままに再びアップさせていただきます。そのⅠはこのへんで。
想像以上の素晴らしいところが多かった、というのが第一印象です。
また少しずつ思い出しながら、続けたいと思ってます。
予想以上に楽しませてもらった気持ちでいます。
あれこれ思い出しながら、東北の方々に失礼のないようもう少し続けたいと思います。
心配をよそに、美しい景色が見ることができて良かったですね。
蔵王のお釜のところの、寒さと言ったらありゃしないって感じですよね。
次々と綺麗な景色を見せてくださいね。
5日間、お天気の大きな崩れもなくて、ガイドさんから「行いのいいお客様・・・」と何度褒められたやら。
誰の行いがいいのか? そりゃぁもう・・・ですよ。
出し惜しみでは決してないのですが、飽きられない程度に、時系列を追いながら、また。