
昨日夕方、旧知の友のお父さんが亡くなったとの連絡が入り、取り急ぎ数名でお通夜に出かけることにした。 クルマで40分ばかり走った山あいの小さな集落。 クルマから降りると冷気が顔を刺す。身震い一つ。
誰言うともなく夜空を見上げた、星がきれい。初冬の澄み切った空、木々に囲まれた山あい。まさに降ってきそうな見事な星空。 その時点では、夜空でトップスリーの輝きを放つ星が織りなす天体ショーが繰り広げられているとは誰も知らない。 ただただその美しい煌めきに感動しただけ。
「知らぬが仏」とはこのことか…。
我が家に帰ってみると、テレビが大げさな報道をしている。「金星と木星が接近して、三日月とともに見事な三角形を造っている。これほど鮮明に見えるのは数十年に一度…」だという。実は有り難い光景に出くわしていたのである。
一方葬式の方は、携帯電灯で足下を照らしながら友の家に着いた。ひょっと見たら「御神燈」と書かれた大きな提灯が吊してある。
ここは神道ではないか。お香典と書いた黒水引にお数珠まで手にしていた。あわててお数珠は引っ込めた。 お香典の方は、御榊料との書き換えもならず、お帳場を通さず、直接友に手渡して帰ることにして、大きな恥をかかずに済んだ。
あまりにも急な電話で葬儀準備をしたために、仏式と思い込んで出かけたのだ。ここでもまた「知らぬが仏」と相成った。オットット、こちらは神道だから死者は仏になるのではない。天に召されて神様となるとのことだった。玉串奉奠・音を出さない柏手を打って昇天を祈った。
いくら知らないこととはいえ、神式葬儀の場で「知らぬが仏」を連発してはバチが当たりそう。早々に退散した。
思わぬところで二つ続いた「知らぬが仏」 年齢相応な分別をキラリ光らされるよう、もうちょっと前後左右に目配り・気配りしなくっちゃいけないねー…。
昨日取り損なった、天体ショーの写真を今日午後6時に撮ったら、月と星の上下位置関係が昨日の正反対になっていた。 これもついでに「知らぬが仏」でご勘弁願おう。
( 写真: 三日月が一番上、左下が金星、右下が木星 2008.12.2.18:現在 )
誰言うともなく夜空を見上げた、星がきれい。初冬の澄み切った空、木々に囲まれた山あい。まさに降ってきそうな見事な星空。 その時点では、夜空でトップスリーの輝きを放つ星が織りなす天体ショーが繰り広げられているとは誰も知らない。 ただただその美しい煌めきに感動しただけ。
「知らぬが仏」とはこのことか…。
我が家に帰ってみると、テレビが大げさな報道をしている。「金星と木星が接近して、三日月とともに見事な三角形を造っている。これほど鮮明に見えるのは数十年に一度…」だという。実は有り難い光景に出くわしていたのである。
一方葬式の方は、携帯電灯で足下を照らしながら友の家に着いた。ひょっと見たら「御神燈」と書かれた大きな提灯が吊してある。
ここは神道ではないか。お香典と書いた黒水引にお数珠まで手にしていた。あわててお数珠は引っ込めた。 お香典の方は、御榊料との書き換えもならず、お帳場を通さず、直接友に手渡して帰ることにして、大きな恥をかかずに済んだ。
あまりにも急な電話で葬儀準備をしたために、仏式と思い込んで出かけたのだ。ここでもまた「知らぬが仏」と相成った。オットット、こちらは神道だから死者は仏になるのではない。天に召されて神様となるとのことだった。玉串奉奠・音を出さない柏手を打って昇天を祈った。
いくら知らないこととはいえ、神式葬儀の場で「知らぬが仏」を連発してはバチが当たりそう。早々に退散した。
思わぬところで二つ続いた「知らぬが仏」 年齢相応な分別をキラリ光らされるよう、もうちょっと前後左右に目配り・気配りしなくっちゃいけないねー…。
昨日取り損なった、天体ショーの写真を今日午後6時に撮ったら、月と星の上下位置関係が昨日の正反対になっていた。 これもついでに「知らぬが仏」でご勘弁願おう。
( 写真: 三日月が一番上、左下が金星、右下が木星 2008.12.2.18:現在 )
見事な天体ショウと重なったお葬式、お星様を眺めていたい気がしますね。
美しい夜空に、きっと魂はかけ上っていったのでしょう…。
なぜ、こうした貴重な機会に「出くわす」ような体験をなさるのでしょうね。
富士山の上の「雲の輪」もそうですよね。
そうそう何でも準備万端とはいかないことだって…
でも、提灯一つで如何にもそれらしき振る舞いが出来た私たちを、帰りのクルマの中で褒め合いました。
田舎の空は星が・空気がきれいです。
準備万端整えて、さーこれで大丈夫!などと思ったとたんに思いも掛けぬアクシデントに見舞われたりするんですようねー。
そんな身構えも何にもないノホホンとしているときにフッと素敵な巡り合わせがあったりする……。
人間って面白いですねー。
いくらきれいな星空であっても、天に召されるのはもう少し待ってほしいですね、たとえきれいばかりではない浮き世の淀みの中でも、現世がいいですね。
今夕、西の空を見ましたが、笑顔には遠い星の配置になっていました。そういえば人間でも目鼻口の配置が今夕のような人いませんか?
たった一日違いで、あれほど顕著に差が出る物なんですね。現実は厳しいですね。
サロン仲間には今夕のようは目鼻の配置の人はいませんよ。聞かれたことも内緒にしておきますよ。