「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「七色の日!」

2021年07月16日 | 季節の移ろい・出来事

   

今年の後半のスタート文月7月。早くも半ばを過ぎ7月16日を迎えた。
誰が考えたのか「なないろの日」とは、誠にいい語呂合わせである。梅雨の終わりを告げる蒸し暑さの中で、ホッと一息つけるような命名である。7月の「なな」と、16日の「いろ」を合わせた「なないろの日」。

格別何がどうと言うこともないが、自分ではこういった頓智の効いた話を思いつかないだけに、なにかしら一本取られた!という思いに駆られる。
そんな折り、季節を彩るオニユリが、炎天にも負けず厳しい夕立にも負けず、雑草に覆われた足元からすっくと茎を伸ばし、独特の色をアピールしながら見事に咲いている。艶やかな濃いオレンジに黒の斑点をあしらった花弁は、今日の七色の日とはあまり縁がないのが少し寂しい。

♫ クロユリは恋の花 愛する人に捧げれば 二人はいつかは結びつく あ~あ~…… ♪という歌が昔流行ったが、あれは飽くまでもクロユリであって、オニユリではなかったな。
花の姿が赤鬼を連想させることから名付けられた「鬼百合」。恋の歌には少し縁遠いのかも。でも個人的には、ちょっとグロテスクで、ほとばしる情熱を感じさせる花であり、恋を重ね合わせるにはお似合いの花ではないかと思うのだが。勝手な連想をお許しあれ。

ちなみに花言葉は「愉快」「陽気」「華麗」ついでに「賢者」といった明るいイメージである。
背丈は1~2mと大型で、草深い荒れ地の中にあっても、その存在感は確かなものを感じる。それでいて花を下向きに咲かせるというアンバランスを秘めている。なんでじゃろう。

いずれにしてもこの花の咲く時季は、蒸し暑さと、照り付ける太陽の厳しさとダブってしまう。しかし鬼百合に罪はないのだ。草刈り機を掛けるときにはこの花の集団を傷つけないよう心掛け、また来年も
見事な花を付けるよう応援するのみ。せっかくのいい語呂合わせ「七色の日」が「鬼百合」に脱線してしまいました。失礼!!

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「一斉挨拶運動」 | トップ | 「すっげ~夕焼け!」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

季節の移ろい・出来事」カテゴリの最新記事