プロ野球も9月戦線。いよいよ胸突き八丁、正念場にかかってきた。
本当に強いのか、地力が付いてきたのか、未だによくわからずシャンとしない我らが広島カープ。
正念場の9月戦線初戦。首位奪回も視野に入る巨人戦で、独り相撲のような不甲斐ない負け方の3連敗。
一瞬、今年のペナントレースも終わったか・・・とため息をついたとたんに、横浜に完勝。
いったいどうなっとるのやら・・・。
兎に角一生懸命戦っている選手の躍動に免じて、ペナントの行方は取り敢えずしばし静観を。
そんな中で気になって仕方がない横浜DeNAの選手が二人目につく。
横浜ファンも多いことなので、誰とは名前まで言わないが、一人は長身のかっこいいトップバッターの外野手。
いま一人は、レギュラーであったり代打であったりする、ガッシリタイプの選手。
二人ともにひげ面である。ひげはまあ良しとしよう、精悍で男の色気を感じさせるものがある、人もいる。
この二人、試合中ずーっとガムを噛んでいる。この頃のプロ野球、ガムがダメとは言わない。
問題はその品の悪さである。グッチャグッチャ音が聞こえそうなほど口を開けたまま噛んでいる。
三振してベンチに引き揚げるときも、平然とした顔で、グッチャグッチャやっている。
古い人間とお思いでしょうが・・・ こんな姿をテレビのアップで見せられると、お金を払って観に行って、大声あげて応援するファンが気の毒に見えてくる。「やる気あんのか~?」と吠えたくなってしまう。
改めて言う、ガムが悪いとは言わない。でも大枚の年俸を頂くプロ野球選手にはそれなりのマナーを求めたい。
せめて口を結んで、噛んでいるかどうか観客に分かりにくいくらいの配慮はするべきではないかね~。
グラウンドに立つ選手は、野球を愛する子どもたちの憧れであり、スターである。はずである。
しかも真剣勝負の戦いの場であり、一挙手一投足が注目を集め、年俸に反映する神聖な職場である。
無精ひげの上に口を開いてグッチャグッチャはどう見ても頂けない。せめてテレビのアップに耐えられるような、品のあるガムの噛み方を研修しては如何だろう、プロ野球機構殿。いっそのことガム禁止令があってもいいのではないか。
まあいい、そんな横浜と今夜も試合をするカープ。相手の品のなさはがまんするから、どうぞ勝っておくれ。
そして、ガムを上品に噛むのは、それなりにお色気を感じる部分もあることをお忘れなく。
今やっているのは日本人ですから、せめて日本人の基本的マナーくらいは守らないとねー。
などというのは、やっぱり古~い人間なのかもしれません。