勝利した試合終了後、選手・スタッフが整列してファンに一礼
甲子園を沸かす高校球児の選抜高校野球に始まった今年の野球界。
プロ野球公式戦はセパ両リーグともに、3月25日という異例の速さで開幕を向かえ、今日は開幕カードの3試合目となった。
球場全体を真っ赤に染めた、マツダスタジアムでは、横浜DeNAを迎えての3連戦。なんとか2勝1敗と勝ち越した。
昨年は同じ横浜との開幕戦、敵地で3連敗のスタートであったことを思うと、今年は少し違うのかな。
などと甘い考えをするととたんに、ため息連続の腹立たい弱さを見せたりする。所詮、底力という点ではまだ物足りなさが目立っている。
それにしても、球場を真っ赤に染め、超満員に膨れ上がる観客席から、怒涛の如き声援が沸き起こる熱気は一体何なのだろう。
地元を愛し、カープという球団を愛し、CARPのユニフォームを着る選手一人ひとりをこよなく愛している証拠なのか。
それとも、広島という土地柄で、団結意識や身内応援意識が他より強いのかもしれない。
兎に角カープファンは皆さんお元気である。お金持ちでもあるような。
1試合3万人の入場者として、入場料だけでおよそ7500万円が球場に入る。それに弁当・飲み物・おつまみ代等はプラスαの収入。
一体ひと試合に一人がどのくらいのお金を使うのか」。まあいい、無いものがやっかむことではない。ひいきの球団に金を使うのになんの惜しむところがあろう。というのが本当のファン気質とでもいうのだろう。
昨年はクライマックスシリーズも逃すほどの、尻すぼみ。今年はマエケンが抜けた分、総合力はさらに低下ではないか。
などと厳しい評価をする解説者は多い。正直、アタシ自身もそう思う。なのに、ファンの熱気は昨年に勝るとも劣らない。
怒ったり泣いたり、たまに笑うペナントレースになるのだろうが、ファンの大方の期待通り25年ぶりの優勝を期待したい気持ちもあるにはある。
但し、今の選手層、スタッフの顔ぶれを見ると、「間違いなく優勝」などと大声では言いにくい。
なんだかんだ言いながらも、カープのテレビ中継が始まれば、何はおいてもテレビの前に陣取り、何にもしてくれなくなる。とひんしゅくを買う。
それでも、怒ったり、嘆いたり、途中でテレビチャンネルを替えたり、時に笑ったりしながら、8月の終わりごろまでは必死の応援をするのだろう。
選手も監督・コーチもご苦労様。だが、ファンはもっとご苦労サマ。大金を払ったうえに、負ける口惜しさ、腹立たしさをグッとこらえてまた明日。
そろそろ、本当に優勝の美酒を味あわせてみてよ。「田中・菊池・丸・ルナ・エルちゃん・天谷・会沢・投手」頼むよ~~。
赤は元気が出る色。埋め尽くされた真っ赤を画面を通して観ただけでも元気が湧いて来ます。
その上、勝った日にゃあ、それはもう家族で大喜び。
25年振りに優勝でもしてごらんなさい。どんなことになるやらですよ。
って今だから言って楽しんでいる。
そんな気持ちを今年は最後まで持たせてくれることに期待したいです。
カープの試合がある日は、朝から上機嫌。
試合終了後の結果によっては・・・お願いしますよ!!
昨年に比べると、少しは出足がよさそうです。
丸々24年を待たせたファンに、25年目の美酒を飲ませてあげたいですね。
悠雅君もカー君も大喜びするでしょう。
腹が立つなら見なきゃいいのに・・・と思われるでしょうが、やっぱり必死で見てしまうんよ。
それがファンというものなんじゃろうね。