
東側に隣接する300坪もあろうかという雑種地。
7・8年前までは、たまに地主さん夫婦がやって来て耕耘機を転がし、雑草がはびこらないよう気を付けていた。
その後ご主人が急に亡くなったという話しを聞いた。
そのうち奥さんの方も全く顔を出されなくなった。ついに認知症も発症したらしく、どなたかの肝煎りで高齢者擁護施設に入られたということだった。
子供さんもいないひとりぼっちのお年寄り。いい具合に施設に入られたからよかったと喜んでいる。
まだ二人ともお元気な10年くらい前、3本の檜の苗を植えられた。
順調にに育ち、高さは6メートルに達し、幹の大きさも直径10センチは優にある。
そのうちの2本がこの夏の暑さと雨不足に負けたのか、枯れてきている。
いっとき、水遣りもしたが間に合わなかった。
それほど今年の異常気象は有形無形大きな被害をもたらした。
この雑種地は厚い岩盤で出来ており、如何に木の根っこといえども地中深くに根を張ることもならず、浅い地表を横に這うことで樹形を保っている。
水不足は致命傷と言うことなのだろう。それにしても、地主に見放され、灼熱地獄と水不足、枯れて当然と言ってしまえばそれまでだが、何としても惜しい気がする。
その昔「大きくなったら一本物の檜の縁下駄を通す家を建てる」という夢を描いたこの身には、目の前で枯れ行く檜を見るのは忍びない。でもこれが自然淘汰のなせる業なのか。それにしても10年の成長が、一夏にして帳消しになってしまう自然の無常さ。
せめて人間の世界ではこんな無駄なことをしないよう心したい。
7・8年前までは、たまに地主さん夫婦がやって来て耕耘機を転がし、雑草がはびこらないよう気を付けていた。
その後ご主人が急に亡くなったという話しを聞いた。
そのうち奥さんの方も全く顔を出されなくなった。ついに認知症も発症したらしく、どなたかの肝煎りで高齢者擁護施設に入られたということだった。
子供さんもいないひとりぼっちのお年寄り。いい具合に施設に入られたからよかったと喜んでいる。
まだ二人ともお元気な10年くらい前、3本の檜の苗を植えられた。
順調にに育ち、高さは6メートルに達し、幹の大きさも直径10センチは優にある。
そのうちの2本がこの夏の暑さと雨不足に負けたのか、枯れてきている。
いっとき、水遣りもしたが間に合わなかった。
それほど今年の異常気象は有形無形大きな被害をもたらした。
この雑種地は厚い岩盤で出来ており、如何に木の根っこといえども地中深くに根を張ることもならず、浅い地表を横に這うことで樹形を保っている。
水不足は致命傷と言うことなのだろう。それにしても、地主に見放され、灼熱地獄と水不足、枯れて当然と言ってしまえばそれまでだが、何としても惜しい気がする。
その昔「大きくなったら一本物の檜の縁下駄を通す家を建てる」という夢を描いたこの身には、目の前で枯れ行く檜を見るのは忍びない。でもこれが自然淘汰のなせる業なのか。それにしても10年の成長が、一夏にして帳消しになってしまう自然の無常さ。
せめて人間の世界ではこんな無駄なことをしないよう心したい。
「広場」おめでとうございます。読み終わって「すごい!」と口から出ました。
今年の気象は、植物にも動物にも大きな打撃を与えてしまいました。打撃といえば、「調いました~」。阪神も打撃不振と投壊であっけなく散ってしまいました。関係なし?でした。
子供が小さい頃に買ったので
思い入れもあったのですが残念です。
失って初めて存在の大きさに気付きますね。
厚い岩盤の上ということでは水不足もあり限界だったのかもしれません。
立派に育つには環境に適応し切れなかったかもしれません?
水遣りなどしてもらえる当てもない、
俗に言うところの雑草の強さを思い知らされるようです。
かんかん照りにも耐え文句の一つも言わず、
なんと根強く生きているんでしょか。
明日はヒノキになろう、明日こそヒノキに…、
『あすなろ物語』を思いだしていしまいました。
人間さえ、家の中で熱中症が後を絶ちませんでした。
こまった世の中ですね。
檜、惜しいことしました。
あれほどの熱中症による死者も珍しいですね。
阪神も打撃にやられましたか。
カープは投壊の植えに打撃不振。惨憺たるシーズンでした。
特に雨の少なかった岩国では、あちらこちらで、猛暑・酷暑が影響しています。
イチジクが全く玉太りしませんでした。残念!
競争するように順調に成長していたのに・・・1本は青々として残っていて、他の2本が枯れました。
同じ岩盤の上で、同じように根を横に張らせて姿勢は保っていても、生命力や、ホンのわずかな条件の違いがあるのでしょうか。
厳しい現実を目の前にしています。
『あすなろ物語・・・』が出てくるあたりさすがですね~。