行って来ました3回目。
これはコロナワクチン接種の話ではないのよ。コロナワクチンはとっくに4回目を受けた、コロナ感染対策優良爺である。
では3回目とは、運転免許証更新に係る認知症検査のことである、このようなイラストを見せられて約10分ばかり他の話や、検査の説明やなんやかやで記憶をそらせておいて、「ハイ、さきほどの絵を思い出して何があったか書いてください」・・・という皆様ご承知の記憶力・思い出し能力のチェックである。
こんなことが本当に認知症検査になるの??と疑ったのは、まだまだ記憶力も確かな第1回目の検査の時であった。若かったね~あのころは(笑)
3回目の今回は、まっこと先ほど見せられた絵が、頭から消えてしまった部分がいくつかあった。やっぱり認知の進み具合のチェックにはなるぞ。なんて感心していたら続いて、ヒントを出されて思い出す方式では、あっという間に16問中15問が答えられた。正解である。
ただ一問、大工道具というヒントで何があったかどうしても思い出せない。ストップウオッチに目をやる教官の所作に気持ちは焦る。
エエイ、ままよ!とばかりに「ノコギリ」と書いておいた。あとで調べたら正解はペンチであった。やっぱり100点満点は難しい。そんな話をしていたら、隣の少し若い人がスマホ見せてくれた。画面には、先ほど検査を受けたイラスト16点と全く同じパターンが出ているではないか。「こんなバージョンもありますよ」と得意そう。これで予習しておいたらまず100点ですよ、と教えられた。な~~んじゃ、自動車学校のやる認知症検査なんてそんなものか、少し呆れたり、なんか馬鹿にされた感じがした。結論はこんなことなら幾つになっても運転免許証の更新をしてやろうっと決意したこと。
今日の認知症検査には大きなおまけがついてきた。見るからに大先輩らしく、かくしゃくとして声も歯切れも爽やかな品のいい高齢者に思わず近寄って、先ずお幾つでしょうかとぶしつけを承知で訪ねた「わたしゃ91です」それから数分、名前や住まいなど話が盛り上がってふと気が付いた。どこかでお会いしている。「〇〇小学校の先生ではなかったですか」「うんそうじゃが・・・オッ、YK君か」「え~覚えておられるんですか・・・」てなことで握手をしてもらったら、こっちの手が痛くなるほど握られた。片道20kmの畑にほとんど毎日通っている。だからまだ免許が要るんよと。
認知症対策も運転歴も、そして何よりその記憶力に脱帽。改めて気合を入れられてもらった。まだまだこれから、認知症など気にせず快適ドライブを!!
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