今年は、台風もやってこなかった。その上日照りは上々で、作物の全てに当たり年となったようだ。
唯一、マッタケだけは豊作ではなかった。このマッタケという気まぐれ希少品は、別名を「悪年坊主」と言われるように、お米の豊作と裏表の関係にある。お米が豊作ならマッタケは不作。マッタケが豊作ならお米が不作という。これは気象条件が、稲の生育とマッタケの生育に相反する左様をするからである。単なる迷信ではなく、科学的根拠も示されている。
お米と並んで今年は特産のレンコンも豊作であった。あのガラガラに枯れたハスの葉っぱや茎の下から、見事に実った大振りなレンコンが収穫・出荷の最盛期を迎えている。
岩国のレンコンは、粘土質の、練り上げた柔らかめの土の中に埋まっている。人参や大根のように縦に埋まっているのではありませんぞ。横たわって根っこを伸ばしているのです。
まさに、足を取られそうな真っ黒い田んぼの泥の下に、大きなお宝が眠っているのです。
最近では、蓮堀機という小型ユンボのような機械で表面の泥を取り除くので、耕作者も随分と楽になったそうな。その分必要経費が大幅にアップしたとか。
岩国レンコンは、他の生産地の物と比べて、穴が一つ多いとされている。それで「見通しがよい」とされ、縁起物の一つとしてお正月料理に好んで使われるらしい。しかも地元の特産品としてお歳暮としても重宝され、全国各地に発送されている。
せっかく穴が一つ多くて、岩国レンコンは見通しが良いとされているのに、100年に一度の世界不況といわれる昨今の経済落ち込みを、救うことにはならないだろうなー。生産農家のふところを一時的に潤す程度かもね。
今年も、お歳暮や手みやげとして親戚や知人に、取れ立ての、まだ泥にまみれた長いレンコンを差し上げた。
これは、正真正銘「いわくにレンコン」で、産地偽装品などではないのでご安心を。
( 写真:出荷最盛期の大・小取り混ぜたレンコンの山 )
唯一、マッタケだけは豊作ではなかった。このマッタケという気まぐれ希少品は、別名を「悪年坊主」と言われるように、お米の豊作と裏表の関係にある。お米が豊作ならマッタケは不作。マッタケが豊作ならお米が不作という。これは気象条件が、稲の生育とマッタケの生育に相反する左様をするからである。単なる迷信ではなく、科学的根拠も示されている。
お米と並んで今年は特産のレンコンも豊作であった。あのガラガラに枯れたハスの葉っぱや茎の下から、見事に実った大振りなレンコンが収穫・出荷の最盛期を迎えている。
岩国のレンコンは、粘土質の、練り上げた柔らかめの土の中に埋まっている。人参や大根のように縦に埋まっているのではありませんぞ。横たわって根っこを伸ばしているのです。
まさに、足を取られそうな真っ黒い田んぼの泥の下に、大きなお宝が眠っているのです。
最近では、蓮堀機という小型ユンボのような機械で表面の泥を取り除くので、耕作者も随分と楽になったそうな。その分必要経費が大幅にアップしたとか。
岩国レンコンは、他の生産地の物と比べて、穴が一つ多いとされている。それで「見通しがよい」とされ、縁起物の一つとしてお正月料理に好んで使われるらしい。しかも地元の特産品としてお歳暮としても重宝され、全国各地に発送されている。
せっかく穴が一つ多くて、岩国レンコンは見通しが良いとされているのに、100年に一度の世界不況といわれる昨今の経済落ち込みを、救うことにはならないだろうなー。生産農家のふところを一時的に潤す程度かもね。
今年も、お歳暮や手みやげとして親戚や知人に、取れ立ての、まだ泥にまみれた長いレンコンを差し上げた。
これは、正真正銘「いわくにレンコン」で、産地偽装品などではないのでご安心を。
( 写真:出荷最盛期の大・小取り混ぜたレンコンの山 )
レンコンを見るとつい9つあるか数えてしまいます。
すっごくいいことを覚えていましたね。そうなんです。清らかな蓮の花はその中心にお釈迦様が宿っているから、むやみに折ったり粗末にしてはいけん…とよく言われたものです。
将来への見通しが開けるように、大いに岩国レンコンを食べて、素晴らしい来年につなげたいですね。
支局長に参加お礼を出したら、今日、ご返信を頂きました。感激です。