家庭菜園に毛が生えたような畑で、この寒さに耐え、必死に上を向いて真っ白い花を咲かせようとがんばっているのは、11月初めに植えた、スナップエンドウとグリンピースである。
成長の弦を巻きつけるネットは、木枯らしにも春の嵐にもビクともしない頑丈なおろぎを立てた。ところが、食べ物が底をつくこの季節、食欲旺盛なヒヨにとっては何でもエサにする。
弦を巻きつけさせるネットは約10cmの四辺形で割と広い。それをいいことに、どうかするとネットを足場に、豆の新芽をついばみおる。仕方ない、網目の小さい防鳥ネットで豆の木全体をバッサリ覆ってしまう。やっとこさヒヨ対策をしたら、今度は大寒波の今年は寒さにやられてしもやけを起こしている。ただ、弦巻きネットや防鳥ネットのお陰で幾分か雪や霜対策にはなっているようだ。
そうやって、野鳥のエサにもならず、寒さで根こそぎ枯れることもない枝葉には、季節を違えず可憐な真っ白い花を咲かせ始めている。寒さに強くない私なんぞは、グラウンドゴルフの予定日こそ、ラジカセやスコアシートを入れた手提げ袋、それに自分のクラブを引っ提げて公園に出向くが、それ以外はすぐにエアコン・温風ヒーター・石油スト―ブと仲良しこよし。「春が早く来ないかね~」などと震えている。
「なにやっちょんじゃー」と自分でも思うのだが、慢性鼻炎は鼻水とくしゃみで容赦なく攻めてくる。それでなくても何かと弱った身体、風邪でも引いたらそれこそ元も子もない。などともっともらしい理屈をつけてお籠りさんを決め込むのが落ちだ。
畑の豆の強さや、この寒さの中で成長する玉ねぎやニンニクの強さを今さらながら羨ましく思う。
まあとにかく、風邪引きはいけません、千病万病の元ですぞ、ご同輩。ケンコーイチバン!!
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