「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「乗り掛かった舟」

2021年02月16日 | 地域活動

  

これっていったい何??
半角ブロックにアングルを差し込んで、コンクリートでガチガチに固めて。
約60㎝の穴を掘って埋め込み、グリ石やバラスを詰めて、練り込んだコンクリートを流し込んで地中で固める。土を被せたら重機で引っこ抜くほどの強度を持たせて、ハイ一丁上がり。

流し込んだコンクリートが乾いたころに、アングルの先っちょにある輪っかと、ユニットハウスの土台鋼鉄の穴をターンバックルで固定する。
既製品を買って、ブロックの上に載せただけの心もとない自治会事務所設置工事。風で横倒しにでもなったら生涯の笑い者になるかも。

そうならないための布石。これぞ布石だ。ガチガチに固めて、兎に角台風でも飛ばされないように、土台4箇所を固定。屋根からの4箇所をロープを引っ張られるように、アングルを埋め込む。まさしく土建業の真似事である。これは若いときの小遣い稼ぎに、職人さんに誘われるまま、腰が壊れそうになるのをガマンして身体で覚えた基礎作りの技である。あまり自慢できる話でもないけどねー。

4半世紀もの長き間、なんにもなかった団地自治会に、自治会のお金を使って、公的な寄り合い場所設置の提案をした。無謀かな、と思いきや90%超の大賛成を頂いてのユニットハウス設置。言ってみれば乗りかかった船で後には引けぬ。しばらくの間は倒れてもらっちゃ困るのだ。やるしかない。汗をかくことには慣れてるのだ。などと粋がるお歳はとっくに過ぎているが、辛うじてスコップも使える、掛け矢も使える。この手でやってこその値打ちだと思うのか、それとももう少しお金を出してもらってプロに任せるべきか。貧乏育ちの性は、自分でやる方を選んでしまうのだ。

「お腹召しませ」などと云われないように、確かな仕事を。と思ってはいるのだが。

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2 コメント

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Unknown (kyon)
2021-02-17 07:56:40
「お腹召しませ」・・・
あれ?浅田次郎さんの小説名だ~と、つい(笑)
あれ、可笑しかったから・・ついそこだけ見て笑ってしまって(^_^;)ごめんなさい。
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kyon さん (yattaro-)
2021-02-17 17:27:59
浅田次郎作品「お腹召しませ」面白かったですよねー。
詰め腹を切りなさい、と妻や娘からせがまれる夫の胸の内。
それと似たような?自治会のお金を使って建てた自治会事務所。風で飛ばされたら、企画した者は切腹ものですよ(笑)
だから飛ばされないように補強に必死で・・・(笑)
コメント有り難うございます。
またまたの大雪で大変でしょうが、負けないでくださいね。
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