「ベビーロックが壊れた…」と、カミサンが言う。 はて、なんのことじゃろう??
正式には「ベビーロックミシン」といって、断裁した布の端などがほつれないように、縁かがりを専門とする小型ミシンのことである。…と、薄々知ってはいた。
我が家にやってきて30年はたっただろうという。「めったに使わないから、ながもちしたんよ…」と笑う。
「修理しようかねー」「必要ならね…」「3万・4万も出して新品買うの馬鹿らしいし…」「必要なんじゃろ…」「もう縫い物頼まれるのを全部断ろうか…」「お前さん、本当に断りきれるか…」
早速ネットで価格調査、3~6万円と出ている。取り敢えず修理見積もりへ走る。1週間過ぎた今日、「修理代3000円で治りましたよ」との電話。 案ずるより産むが易し、大喜びで持ち帰る。
我が家には、37年前カミサンと一緒にやってきた、「足踏み式、工業用ミシン」が納戸にドッカリ座って御座る。
その当時のガッチリした安定タイプ。今のパソコンデスクの2台分は優にある大型骨董品である。が、カミサンの手に掛かると、現役バリバリで働いてくれる。そのミシンの上にちょこんと乗っているのが、ベビーロックミシン。
この頃では、小学校に持参する雑巾でさえ、タオル地の色とりどりの出来上がりが売られている。手提げ袋なども家で縫って持たせるのはほんのわずか。今時の若いお母さんでミシンなど使いこなせる人は少ないんよ…と言う。
今や、赤ちゃんのオムツは紙製品、縫ったり洗ったりは一切なし。着る物・持つ物みな既製品が唸っている。
縫ったり、かがったりするヒマがあれば子供と一緒にテレビを見て馬鹿笑いをしている方がいい。のかな…?
この頃の嫁入り道具の中に、ミシンって入っているのだろうか。
こんなこと一つをとっても、エコに逆らい、人間関係の希薄さは助長される…あまり面白い世の中ではないなー…とボヤく向こうから、ミシンを使わない娘に代わって、小学校に入学する孫の手提げ袋を縫う骨董品工業用ミシンの音が聞こえてくる。 アーア…どうすりゃいいんだ?? 人様に何も言えやしない…。
( 写真: 37年になる工業用ミシン・30年のベビーロック )
正式には「ベビーロックミシン」といって、断裁した布の端などがほつれないように、縁かがりを専門とする小型ミシンのことである。…と、薄々知ってはいた。
我が家にやってきて30年はたっただろうという。「めったに使わないから、ながもちしたんよ…」と笑う。
「修理しようかねー」「必要ならね…」「3万・4万も出して新品買うの馬鹿らしいし…」「必要なんじゃろ…」「もう縫い物頼まれるのを全部断ろうか…」「お前さん、本当に断りきれるか…」
早速ネットで価格調査、3~6万円と出ている。取り敢えず修理見積もりへ走る。1週間過ぎた今日、「修理代3000円で治りましたよ」との電話。 案ずるより産むが易し、大喜びで持ち帰る。
我が家には、37年前カミサンと一緒にやってきた、「足踏み式、工業用ミシン」が納戸にドッカリ座って御座る。
その当時のガッチリした安定タイプ。今のパソコンデスクの2台分は優にある大型骨董品である。が、カミサンの手に掛かると、現役バリバリで働いてくれる。そのミシンの上にちょこんと乗っているのが、ベビーロックミシン。
この頃では、小学校に持参する雑巾でさえ、タオル地の色とりどりの出来上がりが売られている。手提げ袋なども家で縫って持たせるのはほんのわずか。今時の若いお母さんでミシンなど使いこなせる人は少ないんよ…と言う。
今や、赤ちゃんのオムツは紙製品、縫ったり洗ったりは一切なし。着る物・持つ物みな既製品が唸っている。
縫ったり、かがったりするヒマがあれば子供と一緒にテレビを見て馬鹿笑いをしている方がいい。のかな…?
この頃の嫁入り道具の中に、ミシンって入っているのだろうか。
こんなこと一つをとっても、エコに逆らい、人間関係の希薄さは助長される…あまり面白い世の中ではないなー…とボヤく向こうから、ミシンを使わない娘に代わって、小学校に入学する孫の手提げ袋を縫う骨董品工業用ミシンの音が聞こえてくる。 アーア…どうすりゃいいんだ?? 人様に何も言えやしない…。
( 写真: 37年になる工業用ミシン・30年のベビーロック )
以来、雑巾は手縫いです。縫い目がねじれて困ります。
油を差して私が使っています。ズボンのすそ上げや、繕いに大活躍しています。我が家のお宝です。
今は何事も、作るから買うに変わりました。洋裁学校なんて言葉は死語となりましたね。なつかしい。
少なくなってくる手作り、その良さがお孫さんたちに伝わることでしょう。
母の古い、叩いても蹴とばしてもびくともしないミシンで育ち、今は縁かがりなどダイヤルでセットして操作できる私のもの。
中学生の家庭科で、ワンピースを縫い・縫わされました。もう、もうあの頃家庭科は大嫌いでした。楽しくないからやる気は出ないし遅れるし、いつも「仕上げはおかあ~さん」でした。
しかし母の子? 孫のためにベビードレスを縫いますよ。母が私たちにしたように・孫達にしてくれたように、私も楽しみます。
バッグを作ったり洋服など、始めたら時間を忘れます。まあ、幼いとき、が多いでしょうが。
私を見て娘も…ぼちぼち。
楽しんでミシンに向かわれていらっしゃることでしょうね!喜ぶ顔が見たい、そんなお気持ちもわかります、カー君も大事に使うことでしょう。荒っぽいかも、ですが。
心のぬくもりを渡されながら大きくなられる子は幸せです。
それにしても、油を差すのは納得ですが、ズボンの裾上げ・繕いをロードスターさんが???まさか!!
お怒りを買って追い出されないようご用心。 古き良きミシンも・奥様も大事にしましょう、お互いに…。
大きな大きな輪っかの工業用ミシン、駆使して他人の直し物などせっせとやっているようです。
でもまあ、古い物は結構頑丈に出来ていますからねー。カミサンと同じで、もっともっとながもちして欲しいです。
叩いても蹴とばしてもびくともしない古き良き頑丈ミシン。今はダイヤルひとつをセットすれば簡単に…。
それでも、「家庭科は大嫌い」だった」中学生。なんだか手に取るようで、大笑い、やっぱりね…(失礼!)
でもね、子供や孫のためとなればコロッと気持ちが変わる。そしてやれば出来るんよ……となるんですよね。
笑っちゃいけない…と思いながら、小さな“女の一生小劇場”を覗いた思いでお腹を抱えました。
あれとは、古さという点では比較にならないけど、思い出は同じくらいに、一杯詰まった古い物が懐かしいよね。大事にしようね。
昔のお母さんは、洋裁も得意で縫ったり継ぎを当てたりしてくれました。
でも、お仕事を持たれるとそうも行きませんね。
あまり根を詰めると逆効果ですが、少しゆったりの時間を作って、ミシンを箱から出して上げて下さいね。
無理をなさらず、健康第一にお過ごし下さい。
子供達が学校に持っていく、雑巾にはいつも下糸無しのチェーンステッチで縫ってます。
奥様は洋裁のご経験がおありなのでしょうか?私のは我流ですw
本屋で洋裁の本を良く立ち読みして、周りの視線でハっとしたものですw
髭面のおっさんが洋裁の本とかマジ見してるのは異様な光景だったようです^^;