「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「足回り、一新」

2024年09月07日 | つれづれ噺

                      
  

野の花や草木に夜露が降り始め、それが白く見えることから「白露」と呼ぶ二十四節季を迎えた。
朝夕の涼しさも本物に近づいていく季節、と言われているはずなのだが今年の夏はなかなか終わりが見えてこない。いつからが残暑なのかさえわからないほど、いつまで待っても厳しい暑さが続く。

カブ・大根・人参・小松菜など冬野菜のタネまきが迫っているのに、これほどの高温では撒いたタネがすぐに腐るんじゃないかなどと、その勇気がなかなか出てこない。それでも季節は廻り、経験則による自作の農作業日誌に尻を叩かれる時季となってきた。少しでも早く冬野菜の植え付け作業を済ませ、涼しさも本物になったら、クルマで出かけられる範囲のドライブを考えてみよう、などと思い立った矢先、倅から車の足回りを新しくしたら、という提案を受けた。

たとえ軽自動車とはいえ、高齢者夫婦の価値観から考えると決して安い買い物ではなかったハイブリッド新車。カーキチの倅らからみれば新車購入なら足回り、すなわちホイールも純正ではなく別売りの洒落たものにしてはどうか、というご意見もあったのだが、待てよ、純正で付いている新品タイヤを軒下に保管して高価なアルミホイールを履く必要がどこにある。などと反論して純正のまま乗り始めて1年余が過ぎた。

先の見えているクルマ使用期間なら、見栄えにこだわってかっこよく乗りこなすのもありかな、と少し考え方を変えてみた。今さら年寄りが見栄を張ることもないという定説に少し逆らって、倅推奨のアルミホールタイヤに交換した。早速に孫姉妹が丁寧にホイールを磨き上げてきれいにしてくれた。小5と小1の孫姉妹でも、じいちゃんばあちゃんがかっこいいクルマに乗る方が気分いいようである。無駄な出費かもしれないが、価値判断はひとそれぞれ画一ではないということ。ま、ホンのプチ贅沢。明日からまた一つ颯爽と(笑)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「晩夏の汗にも負けず」 | トップ | 「定年という制度」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

つれづれ噺」カテゴリの最新記事