「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「いい仲間に」

2021年06月12日 | つれづれ噺

                 

5月の終わりから6月初めにかけて、古くからの仲間が相次いで「個展を開くので見に来て」と案内の電話をくれた。
一人は同級生の女子で、天衣無縫な独特の世界を、遊字と墨絵を組み合わせて「みんなを元気にしたい」と、長く励んできた。漫画チックな少し笑える絵画である。

彼女の色んな作品を自宅の二階に積んであると聞いたので、中学校同窓会の会場の一角に設けた「趣味のコーナー」に数点の展示を勧めたところ、気持ちよく応じてくれた。その時以来、あちらこちらで個展を開くようになっていた。そんなわけで今回は久しぶりに彼女の世界を覗かせてもらった。
生来、絵心のない小生には大した評価も出来ないし、それらしい褒め言葉も出てこないまま「みんな期待しているからこれかもがんばって」と言うのが精一杯であった。

今一人は、地方新聞のタウンリポーターをしていた頃の仲間の一人で、うら若き秀麗な女性である。
フォークアートペイントという書法で、それはそれは繊細な筆遣いの、奥は深いのだがなんとなく解りやすいアートであった。

いろんな花に恵まれる5月6月は「花を咲かせる」という自然の力による芸術は、人知の及ばない部分もある。しかし、長年一つの道を究めようと努力した人たちの手から生み出される芸術もまた、見る人の心を揺さぶるものはあるようだ。不調法な小生でもたまにはこういった、アートとの付き合いもいいねー。それも元仲間や同級生の作品となると、見せてもらう側にもまた一つリキが入る。

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