工事が進められていた頃の、荷さばき場 完成後の新たな、荷さばき場
我が町の新たな拠点となる施設が、老朽化した以前の建物に代わって堂々のお目見えをした。工事中の左側に見える白い建物が以前の施設であっただけに、新たに完成した建物には、その新しさや規模の大きさだけではなく、内容の充実や住民の期待に応える運用が望まれている。私も大いに期待をする一人である。
元々地元漁師さんたちの荷揚げ場所であり、仲買人も地元住民も買うことの出来る「魚市場」として賑わった過去がある。
今のように大型スーパーが進出していない素朴な漁師町の、そこだけが繁華を誇る交流の場であり、2階の多目的スペースは地域の貴重な社交の場でもあった。
鉄骨地上4階建て。1階には、くみ上げた海水をろ過・紫外線殺菌する保冷貯水槽や活魚水槽を備え、加工所や販売所を併設。などなど他に2階も3階も近代設備を備えるカッコいい建物であり施設である。その名を「荷さばき場」と言い、愛称を「Fベース(えふべーす)」と決まった。
先ずは、地区名「藤生(ふじゅう)」のF。次いで「魚(フィッシュ)」のF、フレッシュ・ファン・ファミリー・フレンドなどのFを集めて「Fべース」。なるほど、今後に期待が持てる愛称である。
海辺に立つ頑丈な建物でもあり、地域の防災拠点・避難場所としての役割も担う。新たな地域の拠点、期待に胸が膨らむ。本格的な活用開始が待たれる。
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