7月24日は芥川龍之介の命日に当たるそうな。
わずか35歳の短い生涯であった。その短い間に、「羅生門」「鼻」「地獄変」「河童」など、後世に残る多くの作品を世に出していることは今さら言うまでもない。
多くの作品の中から、河童に出会ったという空想の世界を題材にした短編「河童」にちなんで、「河童忌」と名付けられ、今でも多くのファンらが焼香に訪れるという。
また、芥川龍之介の業績を記念して、新人作家による発表済みの短編・中編作品を対象として、選考委員による「芥川龍之介賞」通称「芥川賞」が、菊池寛によって創設されたことも、ご承知の通りである。
ちなみに、芥川賞の正賞はロンジン製の懐中時計、副賞として100万円が授与される。そして、文藝春秋に掲載される。そうなるとほぼ、小説家として世に認められ、文筆一本で飯が食えるようになるという。
若~~い頃に読んだことがある小説の名前ばかりだが、内容がすっかりどこかへ消えてしまった。これを機会に今一度、芥川龍之介の世界に浸ってみようか・・・などと柄にもないことを考えている。
ちょっと小難しい感じの小説だったように思うが、意外な一面もある、という新聞記事を見つけた。
「花火より 遠き人ありと 思ひけり」などと、結婚前の奥さまに宛てた手紙に残されているとのこと。
意外にお茶目というか、恋愛に対しては真摯な紳士だったのかな~などと勝手な想像をする。
他でもないが、龍之介の父君が、岩国市の北部山中の出身で、今も「本是山中人」という石碑が、彼の息子さん達の手で建立されている。そんなこともあって、何かしら身近に感じる、という少しの感傷を持っている。
エッセイ時々小説派の私は、直木賞作品を〇冊決めて、この夏の課題図書としようかと計画中です。
芥川作品は年代でかなり作風が変わっていると?(知識だけ)されますね。
有名なものはともかく、私はあまり広く読んでいないようです。
岩国市とのご縁は昨年うかがった記憶があります。
現在岩国に住んでいる人でも知っている人は少ないんよ。
私も昨年の岩国検定に関わって知った様なことです。
改めて、作風など読み返してみたいかなと思ってます。
さて実行に移せるやら・・・。子ども達に背中を見せるのも良さそうですね。
直木賞作品をこの夏の課題図書に、すごい試みですね。
負けないようにがんばってみようかな・・・と想いながら、顔の上で屋根になりそう(笑)
昨年の岩国検定への関わりで、こういった史跡などに目がいくようになりました。
私たち地元の人にも多く知られていない、意外な事実でした。
芥川作品、今一度ひもといてみようか・・・と。
芥川賞選考会場、これも一度は目にしておきたいものです。