迎えた水無月ついたち。名前は水無し月であるが今年はその名に反して、早めの梅雨入り宣言もあり、雨量も田畑を潤すに十分な雨が降っている。
今日も朝からほぼ一日の雨予報であったが、厚い雲に覆われたまま午前中はなんとか雨音を免れた。手早く所用を済ませて、雨が降らないのをいいことに、ご案内をもらっていた絵画展に出かけた。
悲しいまでに絵心のない私にとって、油絵にしろ水彩画にしろ素敵な絵を描き出す人には憧れる。ましてや今日の案内をもらった画家は、100号120号という大作を得意とされている。一作品を仕上げるのに長い時は2ヵ月を費やすという話を聞いたこともある。今回の作品も人の働く姿を捉えた動きのある大作である。絵心はない割には見る目は養って来た。こういうのが一番厄介な見物客と言われるのかもしれない。岡目八目の面目躍如!!
水無月に入って早速の台風襲来。沖縄方面を恐怖に陥れている。防災の日は9月ついたちであるが、本当の防災は今日から数か月続くと思っている。
気象衛星「ひまわり」から寄せられる正確な気象情報によって守られてはいるものの、勝手な行動や自然災害を甘く見る振舞いは慎みたい。
災害から身を守ることも元気で長生きの必須条件である。そんな生活を通して、たまに絵画展にでかけて心洗われるのもまた佳しである。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます